TR-1200 なつかしいリグ
投稿日 2011/08/09
開局初期に購入したトリオのTR-1200 50MHz AM/FMトランシーバです。
今でも使えますが、出番はほとんどありません。
当時の価格は34,000円。この頃の50MHzはSSBの局数がまだ少なく、AMが主流でした。
主にHFでオンエアーしてましたが、50MHzにも憧れ自作の送信機を作ったりして遊んでました。移動運用も楽しもうと、当時としては可搬式(古い言葉ですが)、いわゆるショルダータイプのTR-1200を購入しました。
ほとんど山の上からのオンエアーでしたが、よく飛んだという記憶はありません。hi
RFアンプは2SK19。VFOは36.0から38.5MHz。OSC 13.545MHzとMIXしてIF 455KHzを得ます。AM検波は1N60 x 2。VFOの代わりに6MHz台のクリスタルも1チャネル装着可能。
送信は14.0MHzとVFOをMIXして一気に50MHzを得ています。ファイナルは2SC776 1W。
このころのメジャーなFET、トランジスタ 2SK19, 2SC460, 372, 373 などを多用しています。
IF AMPにLA1201、AF AMPのドライバにTA706Pを使用。
送受信周波数は50.0から52.5MHzをカバーしています。
リアにMコネがありますので外部アンテナも接続可能です。
電池は単二9本が入ります。
鼻を近づけると、なつかしい匂いがします。部品の匂いと思います。いつまでも消えません。
このTR-1200にはスケルチを組み込んであります。(ファイナルの近く)
メインダイヤルの操作が心地よいのと、イルミネーションがきれいで気に入っています。
(JF1VRR)