50C-A10 低周波電力増幅用 傍熱三極管
投稿日 2015/05/17
名球50C-A10です。
50C-A10 二本所有
LUXMAN QM60に刺さっていたと聞いたがなぜかNEC製
手持ちにNECの50C-A10が二本ありますので、特性を実測してみました。
OMからいただきましたが、ながらくオーディオアンプで使われていたようです。
LUXMANのQM60に刺さっていたようですが、なぜか二本ともNECです。
名球という人が多い50C-A10、この球を好むオーディオファンは多いようです。
AB1級ppで30W以上出るようです。
12ピンのデュオデカル型と呼ばれるボディーで、黒く大きなプレートに穴が三つずつ。
上部にグリッドのフィンがあります。
12ピン デュオディカルですので、コンパクトロン用に用意したソケットにはまります。
実測の様子
右上左がヒータ用電源 CMS50-1 0 - 50V 1A
右上右がグリッド用電源 CMS50-1 0 - 50V 1A
B電源 (写っていない) 高砂 EX-375U2 0 -500V 2A
プレート電流計測(写っていない) HP3478A DMM
下手前が自作真空管試験器
オシロ、HPの電源(下二段)は未使用
管理No.190 NEC 50C-A10 Vp-Ip特性(実測値)
ヒータ電圧/電流 50V 179mA
代表値 Vp 250V Vcg -20V Ip 86.56mA
管理No.191 NEC 50C-A10 Vp-Ip特性(実測値)
ヒータ電圧/電流 50V 176mA
代表値 Vp 250V Vcg -20V Ip 94.20mA
上の二つのグラフを重ね合わせた
右に倒れているほうが191番の50C-A10
こうでないといけないのだが、よく揃っている
ご注意
これはどのくらい使用されたかわからない中古球の実測データです。
(JF1VRR)