シールバッテリ 2.0A定電流充電
投稿日 2011/08/15
これまで1.0A, 1.5A定電流充電を試してみましたが、今回は比較のため2.0Aで充電してみました。
シールバッテリは同じ12V 8AhのWP8-12です。
7月上旬にフル充電してから簡易バッテリ残量モニタをつけて放置しておきました。約1.5ヶ月で残量モニタの表示が30%になったので、そろそろ充電時期となりました。
販売店(秋月)によると2.4A以下で充電せよとのことですが、2.0Aならバッテリを痛めつけることなく充電できると思います。
手順は1A、1.5Aのときと同じで、単に電源の電流制限を2.0A(ISET 2.0)に変更するだけです。
室温:32℃
充電電流が2.0から下降するのは、充電開始から1時間5分後。1A充電に比べ1.5時間早くなっていますが、1.5A充電と同じです。(なぜ1.5A充電と同じかは不明)
バッテリ本体の温度上昇は手で触ったところ、人肌ほどの温度上昇でした。(1.0A, 1.5A充電の場合ほとんど温度上昇は感じませんでした。ただし室内温度が異なります。)
各充電電流の特性は以下のようになりました。
シールバッテリWP8-12 12V 8Ah 充電電流実測特性 (充電電流1.0A 1.5A 2.0A)
充電電流の降点は
1A充電の場合、充電開始から2.5時間後
1.5A充電の場合 約1時間後
2.0A充電の場合 約1時間後(1.0Aの場合と同じ)
2.0A充電の下降点が1.5A充電と同じで、しかも2.0A充電のほうが電流減少速度が遅いというのはちょっと解せません。なにか条件が変わったのかも知れません。総合的には、2.0Aで充電するメリットはそれほど無いといったところでしょうか。
ということで、我が家のシールバッテリは1.5A 10時間充電で使っていきたいと思います。
次回は、時間があればバッテリの充電によく使われるレギュレータIC 723を使って充電してみたいと思います。
(JF1VRR)