723使用のシールバッテリ充電器その2

投稿日 2011/09/25

先日作った723使用のシールバッテリ充電器で、充電の様子を観測してみました。

対象のバッテリは12V 8AhのLONG WP8-12(5,6回使用(放電))です。

充電開始時の端子電圧は12.00Vです。これは残量 約40%と計算できます。

観測するのは、充電電流(直列抵抗1Ωの両端の電圧)、パワートランジスタのベース電圧です。

充電電圧はベース電圧 - 0.64V - 直列抵抗1Ωの両端の電圧 で計算できます。

0.64Vは、トランジスタのVbeです。

723の設定は、

充電電圧の目標値が13.68V

充電電流が0.8A(バッテリ容量の1/10)です。

観測結果を以下に示します。

充電電流の下降点は、充電開始後約1.5時間です。

充電電流は一定になるのは、充電開始から約5時間後

トリクル充電状態(充電電流が数mA)になるまでの時間は、約12時間

補足:今回は15時間くらいの観測で、充電電流は5mAまで下がりました。今回はデータを採っていませんが、あと数時間続ければ最終的に3mAくらいになり、落ち着きます。この状態で放置すればトリクル充電状態で、いつもフル充電状態を保つことができます。

(JF1VRR)

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