PowerCore 10000の負荷試験

投稿日 2016/07/19

​最近モバイル・バッテリが多く出回っています。

数日出かける場合は、スマホやタブレットの内蔵電池では不足するため、緊急充電用としてもてはやされているようです。出先でAC電源や車が無い場合に重宝します。

当局もスマホやタブレットを外出先で充電したいのでひとつ購入しました。

ANKER PowerCore 10000
10000mAh モバイル・バッテリ
大き目のポーチと充電用USBケーブルが付属する

購入したのはANKERのPowerCore 10000です。

主な仕様は以下のとおりです。 

10000mAh/36Wh
入力 5V/2A
出力 5V/2.4A
92 x 60 x 22mm
180g

パワーがあって小型軽量です。

出力はUSB Aコネクタ1個です。2.4A取れるようです。

入力(充電用)はUSB マイクロBコネクタです。

大きさ、重さともに、まぁ持って出歩るくには支障の無い範囲です。

付属品は60cmくらいの専用USBケーブル。メッシュのポーチです。

ポーチは余裕があるので、本体とケーブルが一緒に入ります。充電用の電源は付属しません。充放電をモニタできるLEDランプ(青)がうれしいですね。

この製品を選んだのは内蔵のバッテリセルが国産だということです。この手の製品は消耗品とはいえ、バッテリセルが命です。

荷試験中のANKER PowerCore 10000
4つのLEDが充電状態を示している。
放電中、1つずつ消灯していく。
出力電圧はAコネクタオスから太いリードで直接取り出した。

購入したのは2016年7月12日。開墾直後、充電状態を示すLEDランプが1個点灯(容量の25%)していたので、一度フル充電して、LEDが4個すべて点灯する100%の状態にして、タブレットを充電してみました。勿論何の問題もなく充電できます。

説明書によるとLEDの意味は、

●●●〇 1個点灯 25%

●●○○ 2個点灯 50%

○○○○ 4個点灯 100%

●○○○ 3個点灯 説明書にはありませんがおそらく75%でしょう。

このようなコンパクトで強力なバッテリがあると、すぐに無線の移動運用で使いたくなるのが無線家の性。

もちろん出力が5Vなので、トランシーバの電源電圧9Vから12Vくらいに昇圧する必要がありますが、その前に負荷試験を行って性能を確認しておきたいと思います。

まず、LED 2個点灯の状態、つまり充電状態50%で、出力電流 0から2.4Aにおける出力電圧の変化を計測しました。USB給電(5V)の許容電圧範囲は分かりませんが、このグラフの範囲ならば安心して使えるのではないでしょうか。

(JF1VRR)

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