セラミックフィルターの特性を実測する その2
投稿日 2021年10月27日
一回目 セラミック・フィルターの特性を実測する に引き続き、その2として、現在秋月電子で販売されているセラミック・フィルターの特性をNanoVNAで実測してみました。
このような特性のよいフィルターが簡単に入手できることは喜ばしいことですね。このような部品は村田製作所が有名ですが、秋月電子の商品説明によると台湾のYICというメーカーのようです。
今回計測したのは以下の4種のセラミック・フィルターです。秋月電子の商品欄から、型番と-6dBの帯域幅は以下のようになっています。
LT455BU ±15KHz
LT455EU±7.5KHz
LT455HU±3KHz
LT455IW±2KHz
いずれも中心周波数が455KHzのフィルターです。下にそれぞれの計測画面を掲載します。
NanoVNAの設定は、START FREQ 0.305MHz STOP FREQ 0.605MHz CEBNTER FREQ 0.455MHz(455KHz)としました。
計測回路はYIC LTシリーズのデーターシートに載っているものと同じです。
通過帯域幅の実測結果は以下の通りです。帯域幅は-6dBの点をとりたいところですが、計測ポイントが粗いため置けませんので適当です。そのためHU以外、規格よりも狭目になっています。
LT455BU 24.1KHz
LT455EU 12.2KHz
LT455HU 6KHz
LT455IW 5.2KHz
いずれも中心周波数は455KHzです。通過帯域外の減衰量は25dBくらいですが、LT455IWのみ35dBくらいあるようです。
LT455BUの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約24.1KHz
LT455EUの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約12.2KHz
LT455HUの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約6KHz
LT455IWの特
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約5.2KHz
(JF1VRR)
セラミックフィルターの特性を実測する その2
投稿日 2021年10月27日
一回目 セラミック・フィルターの特性を実測する に引き続き、その2として、現在秋月電子で販売されているセラミック・フィルターの特性をNanoVNAで実測してみました。
このような特性のよいフィルターが簡単に入手できることは喜ばしいことですね。このような部品は村田製作所が有名ですが、秋月電子の商品説明によると台湾のYICというメーカーのようです。
今回計測したのは以下の4種のセラミック・フィルターです。秋月電子の商品欄から、型番と-6dBの帯域幅は以下のようになっています。
LT455BU ±15KHz
LT455EU±7.5KHz
LT455HU±3KHz
LT455IW±2KHz
いずれも中心周波数が455KHzのフィルターです。下にそれぞれの計測画面を掲載します。
NanoVNAの設定は、START FREQ 0.305MHz STOP FREQ 0.605MHz CEBNTER FREQ 0.455MHz(455KHz)としました。
計測回路はYIC LTシリーズのデーターシートに載っているものと同じです。
通過帯域幅の実測結果は以下の通りです。帯域幅は-6dBの点をとりたいところですが、計測ポイントが粗いため置けませんので適当です。そのためHU以外、規格よりも狭目になっています。
LT455BU 24.1KHz
LT455EU 12.2KHz
LT455HU 6KHz
LT455IW 5.2KHz
いずれも中心周波数は455KHzです。通過帯域外の減衰量は25dBくらいですが、LT455IWのみ35dBくらいあるようです。
LT455BUの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約24.1KHz
LT455EUの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約12.2KHz
LT455HUの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約6KHz
LT455IWの特性
CENTER FREQ 455KHz
帯域幅 約5.2KHz
(JF1VRR)