50MHz デルタループの製作

2026年08月14日

約3mに上げた50MHzデルタループ・アンテナ
2mのアルミパイプで上辺はステンレスワイヤをクリップ止め
ケース内に2:1バラン
50Ω同軸で給電

デルタループアンテナは部材が少なく小型軽量に作りやすいアンテナです。当局は以前18MHz用のデルタループアンテナを作り、好成績を実感しました。以下はその記事です。

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18MHz デルタ型ループアンテナの調整

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今回は同じ発想で50MHz用のデルタループアンテナを作ってみました。ネットに多数情報がありますので、それらを参考にして自分なりに製作してみました。

50MHz用は一辺2mの正三角形とすれば、インピーダンスが110Ωくらいになるとのことですので、50Ωの同軸で給電するには2:1のバランが必要です。2:1のバランの製作情報もネットにありますので参考にしました。バランは組み込む前にボリュウムをつなぎnanoVNAで確認したところ50Ω:≒100~120ΩでSWRが最低になりました。

アンテナベースは厚手のアクリル板
2:1バランは少し窮屈だがタカチのプラスチックケースに収めた

エレメントはV型にして、上辺をワイヤーにします。そのエレメントには2mのロッドアンテナが使えれば折り畳み時にコンパクトになってよいのですが、手持ちは無く、2m以上のロッドアンテナは購入すると高価ですのでホームセンターで2mのアルミパイプを探してきました。あまりコンパクトにはなりませんが、車での移動運用用と割り切りることにしました。

エレメントの先をつぶし、アナを開けてバランの端子にねじ止め

アルミパイプは2mのまま、約90°に広がるようにベースを作りました。このベースもなるべく小型軽量を目指しました。板はアクリル板です。少々強度に不安が残ります。プラスチックケースの中にバランを収めました。塩ビパイプにはあまり細いものがありませんので、手持ちのプラスチックパイプを流用しました。アルミパイプの末端はつぶして穴を開け、バランと接続します。上辺のエレメントは細いステンレスのワイヤーです。

文房具ぼ金属製クリップにステンレスワイヤーをねじ止め
エレメントの位置でVSWRを調整

両端に文房具の金属製クリップをねじ止めし、アルミパイプを挟んで取り付けました。SWRはクリップを挟む位置で調整することにしました。完成したので伸縮ポールを3mにして上げてみました。VSWRは以下のようになりました。

これは製作したまま(クリップをエレメントの先端に取り付けた場合)の未調整のVSWRです。やや低い位置に来ていますが十分実用範囲です。

クリップを5センチくらい下げた場合(上の写真)です。ちょうどVSWRの最低点(1.009)が50.000MHzに来ています。5センチくらいで約400KHzくらい上がりました。CW、SSBの範囲では十分実用になりそうです。

デルタループは部材が少なく、容易に入手できる材料で、軽量コンパクトに製作できるアンテナです。調整も簡単ですので移動運用で現地で組み立てすぐに運用できるアンテナとして重宝しそうです。

(JF1VRR)

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