トリオ TS-511

最近の7MHzバンドを聞いていると、ひと頃おじさんたちが盛んにやっていた公園やら湖水などの番号交換は少なくなり、みなさん落ち着いてラグチューを楽しんでいる方が多くなったようです。昔はこんな感じでしたね。この雰囲気だとCQを出したり、CQに応答してご挨拶からはじめ、ちょっとした無線界話などをたのしみたいという気になってきます。ところで、当局の保有しているリグはひと昔前のモノばかり。最新のリグは分かりませんが、ひと昔前のリグは内部ノイズが多くて、うるさくて長時間聴いてられません。それに比べて受信系統の主な回路に真空管を使っているトリオのTS-511などのリグは、内部ノイズが少なく、信号が浮かび上がるように聞こえます。当局が開局したとき、親にせがんで買ってもらったのがTS-511。オヤジも免許を持っていたので、理解のある頼もしい大蔵省でしたが。そのTS-511はいまでも現役。立派に動きます。他のリグでほとほと疲れた耳には、このようなリグの受信音はほっとします。

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