聖徳太子十六歳のお姿

投稿日 2014年11月19日

また用事があって関西を訪れた。

中学生のころだったか、林間学校で高野山に宿泊し、宿坊の大広間でお坊さんの説教があった。

正座させられて1時間ほどだったろうか。

私の前のらん間には、美しい天女が彫りこまれていた。

私はその天女の美しい顔に見惚れたまま、説教はまるで耳に入らなかった。

今ではその宿坊はわからないが、天女の美しくやさしい顔は覚えている。

多感なころだったのだろう、そのお顔に母性や女性の魅力など、さまざまなものを感じていた。

やさしいお顔の観音様に惚れてしまったりすることは、古寺を訪れるとよくあることだ。

この聖徳太子十六歳の立像もその一つとなった。

聖徳太子が病床の父、用明天皇を見舞ったときのお姿らしい。

この像のある寺では、めずらしく自由に撮影してよいとのこと。

さてその寺とは。

(熊五郎)

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コメント(2)

  • 関西にあるんですか?全然違うところで出会ったった気がするのですが、思い出せません。私が好きになったというより憧れたのは阿修羅像でした。 2014/11/19(水) 午後 10:14
  • 寺名は写真をよく見ると写っていますが、別名で有名な日本最古の寺です。2014/11/20(木) 午前 7:46

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