春の谷川岳を遠望する
投稿日 2010年05月19日
袈裟丸山からの谷川連峰 中央が谷川本峰 右端は武尊山
今年の春はなかなか暖かくならなかったせいか、
谷川岳の残雪は、いつもの年に比べて多いように思います。
写真は、5月15日の袈裟丸山からの谷川岳です。
私が体験した5月の谷川岳は、麓は新緑、中腹にシャクナゲの花。
上部はピッケルの必要な冬山の世界といったところ。
残雪は多いが、地面も露出して、林内には花も咲いているという光景です。
しかし、今年は上の写真のように、まだべったり雪が残っています。
シャクナゲも、やきもきしているかも知れませんね。
(熊五郎)
コメント(4)
- 今年の春は行きつ戻りつで、体がついてゆくのが大変でした。山も雪化粧をなかなか落とせないのでしょうか。中には何十年振りかに5月の雪を見たりして。それでも、この辺はもう初夏の装いですね。山のシャクナゲももう開くでしょう。 2010/5/19(水) 午後 7:20
- agewisdomさん、暑い夏が来るのが、うれしいような、うれしくないような気持ちです。今日のように蒸し暑いと。5月の山は冬と夏が隣り合わせで、へたに薄着で登ると危ないのがこの季節です。これも谷川岳でのことですが、シャクナゲの花の中に雪が詰まっている姿を見たことがあります。つまり5月でも雪が降ることがあるようです。(熊五郎) 2010/5/19(水) 午後 8:02
- 熊五郎さん、毎年、同じ時期に同じ山に登ると、その年の違いがよくわかるのですね。「5月の谷川岳は、麓は新緑、中腹にシャクナゲの花。上部はピッケルの必要な冬山の世界。」この説明は素人にもよく理解ですます。ポチ入れます。 [ らくがき楽ちん ] 2010/5/19(水) 午後 9:54
- らくがき楽ちんさん、コメントありがとうございます。山で要注意は5月と10月です。5月に花を見に登ったら冬山のように寒かった。10月に、まだまだ夏のようだと思っていたら、雪が降ったなどなど。季節の変わり目は疲労凍死遭難の多い時期です。このへんは経験が必要で、思いつきで山に行くと痛い目に遭います。しかし、新緑の季節は短いので、入梅まで焦るのもこの季節の恒例です。(熊五郎) 2010/5/19(水) 午後 10:27