山のエッセー

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同郷の友と登る

投稿日 2010年01月06日 南アルプス 地蔵岳 オベリスクにて 今もアルバムをめくると、あのときの事が蘇る。 同郷の友というものは、いいものだ。 先日久しぶりに会って話した。 勿論、話題は学校にともに通ったころのこと […]

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雪洞を掘る

投稿日 2010年01月01日 雪洞を掘る 3月の北八ヶ岳 雪山では勿論テントを持参しますが、 雪がたっぷりあり、締まっていれば雪洞を掘ります。 雪洞は意外と暖かく、静かな夜を過ごせるからです。 歩いているときは邪魔なス […]

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アバランチェ・シュート

投稿日 2009年12月17日 谷川岳 幽ノ沢のアバランチェ・シュート 山を構成する岩盤が柔らかければ、風雨の浸食によって削られ、 その溝は直ちに深く食い込み、山は後退する。 しかし、岩盤が固い場合、溝は急峻になり、豪雪 […]

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木曽 御岳噴火のこと

投稿日 2009年12月16日 ​1979年(昭和54年)10月28日の未明 木曽 御岳(御嶽)が噴火した。 新聞で大きく報道されたので、ご存知の方も多いのではないだろうか。 信じられないが、この噴火は有史以来始めてのも […]

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山スキー 越後巻機山

投稿日 2009年12月15日 越後巻機山 井戸尾根を登る このときの3月の巻機山は、麓の清水集落の民宿の前から雪がありました。 うまくすれば山頂から民宿の玄関前までスキーを着けたまま滑って降りることができそうです。 井 […]

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山の神秘に出会う

投稿日 2009年12月11日 燧ケ岳黎明 笠ヶ岳 片藤沼畔 以前奥利根の狩小屋沢から尾瀬 至仏山に登って、笠ヶ岳の片藤沼のほとりで野営しました。 水辺でテントを張れるのは、そう多くはありません。 この日は静かな夜でした […]

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若くして山を始める意義

投稿日 2009年12月06日 ​大そうなタイトルにしてしまいました。 山なんていつ始めてもいいじゃないかと、お叱りを受けそうです。 しかし、若くして山を始める意義は、はっきりあると思っています。 少なくとも主体的に山に […]

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野鳥ガイドを忍ばせて

投稿日 2009年12月02日 ハンディ図鑑「(新)山野の鳥」と双眼鏡日本野鳥の会の野鳥観察ハンディ図鑑「(新)山野の鳥」 山歩きに行くときは、なるべくこの図鑑と、双眼鏡を持っていくことにしています。 山を歩いていても野 […]

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中公新書にみる谷川岳

投稿日 2009年11月29日 ​中公新書 200 「谷川岳」生と死の条件 瓜生卓造著 初版昭和44年9月 は、いまは絶版である。 谷川岳は、昭和41年12月 一ノ倉の岩壁の他、一部に「谷川岳遭難防止条例」が施行され、登 […]

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雪山の静寂にひたる

投稿日 2009年11月27日 北八ヶ岳 双子池ヒュッテ近くの林道にて 無風の雪山ほど静かな世界はありません。 音の無い世界を味わうために、歩くのをやめてみます。 梢に積もった雪が、音も無く跳ね上げられて、しばらく煙霧の […]

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