山の歳時記

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タツナミソウ

投稿日 2018年06月06日 立浪草と書く。字のごとく波が立っている様子を表している。迎え梅雨の頃の花である。 私はこの花がタツナミソウと知って、葛飾北斎 富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」を思い出したが、どうだろうか。 […]

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紅のチークブラシ ノアザミ

投稿日 2018年05月22日 群馬県桐生市の山里を歩いた。 同じ場所を3月に歩いたときはタチツボスミレのみが点々と咲いていたが、季節が進んで、今はこのノアザミやヒメジョオン、オダマキ、キショウブ、ヒナギクなど多くの花が […]

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クリンソウ

投稿日 2018年05月16日 5月の山。なかなか見られないクリンソウがあった。 この植物は群馬県で絶滅危惧種に指定されているようだ。 これを見た場所には二株しかなかった。柵のある場所だったのでおそらく人の手が加えられて […]

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ヒイラギソウ

投稿日 2018年05月10日 群馬県桐生市 2018年4月23日撮影 4月下旬、二つの山でヒイラギソウ(柊草)を見かけた。その場ではわからず、帰宅して図鑑で調べた。 ひとつは畳二枚くらいの広さにに群生していた。もうひと […]

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ヤマフジ

投稿日 2018年05月02日 正式な名前は知らないが、山を彩っているのでヤマフジとしておこう。 4月中旬から5月にかけて、低山は藤で彩られる。 ついこの前までヤマザクラが山肌を白く染めていたというのに、先日出かけた山で […]

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ヤマツツジ

投稿日 2018年04月30日 日当たりのよい場所のヤマツツジ大きな熊蜂が訪れる日当たりのよい場所ではしっかり葉を出して花をつけている この時季、低山ではヤマツツジが咲き乱れている。 一般の人はツツジの名所を訪れて、さま […]

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タチツボスミレ

投稿日 2018年04月25日 4,5月ごろによく見かけるスミレ。タチツボスミレ。 これが咲いていると子供の頃を思い出し嬉しくなる。 スミレでは最も一般的なタチツボスミレ。郊外の土手や山裾の斜面、沢筋の登山道脇、公園の隅 […]

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蝋梅は咲いたか、梅はまだかいな

投稿日 2018年02月04日 先日登った山で蝋梅(ロウバイ)を見かけた。場所によってはけっこう進んでいた。 埼玉県寄居の鐘撞堂山の山頂南斜面には蝋梅の幼木があって、先日登ったときに、芳香を感じた。 梅の幼木もあって蕾を […]

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ひなたの径

投稿日 2018年02月04日 群馬県桐生市 八王子丘陵 菅塩峠付近 立春の頃、山の木々はまだまだ芽吹いておらず、林床は明るい。 春真っ盛りになって新緑が山を覆う頃の木漏れ日もよいが、今頃の冬枯れの空から降り注ぐ日差しも […]

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福寿草に出合う

投稿日 2018年01月29日 子供の頃、お正月といえば玄関に松竹梅の盆栽が飾られた。こんもりと盛り上がった苔の丘には、福寿草の蕾が二つ三つニョキッと出ていた。私は梅や松よりも、福寿草のなんとも微笑ましい姿が好きだった。 […]

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