赤城山塊 鍋割山 荒山 

2014年01月18日 快晴 3名

投稿日 2014年01月19日

​今年は年明け早々動き出しています。

天気のよい日に、雪を踏みしめて歩くのは楽しいものです。

そんな雪のフィールドを求めて、

今回は赤城山の鍋割山(1332m)と荒山(1572m)に登りました。

鍋割山は、赤城山の南面では、もっとも左(西寄)に見える山です。

その形はずんぐりしていますが、赤城山を西からしっかり支えているという感じで、重量感を添えています。

荒山は、ピラミダルなピークで、鍋割山の隣にそびえています。

両者とも南面に登山道があり、たとえ雪があっても苦労させられるほどではないだろうと予想。

寒気をものともせず、イザ出発。

今年は年明け早々動き出しています。

天気のよい日に、雪を踏みしめて歩くのは楽しいものです。

そんな雪のフィールドを求めて、

今回は赤城山の鍋割山(1332m)と荒山(1572m)に登りました。

鍋割山は、赤城山の南面では、もっとも左(西寄)に見える山です。

その形はずんぐりしていますが、赤城山を西からしっかり支えているという感じで、重量感を添えています。

荒山は、ピラミダルなピークで、鍋割山の隣にそびえています。

両者とも南面に登山道があり、たとえ雪があっても苦労させられるほどではないだろうと予想。

寒気をものともせず、イザ出発。


カシミール3Dで作成 国土地理院ウオッちずより

ところがすこし寝坊(19日のほうが天気がいいだろうと、ダラダラ頭の中を中途半端な考えがよぎっていたのも原因ですが)。

外を見るといつものように快晴。

準備をしてあった荷物を車に積み込んで出発したのが、8時半近く。

いつもより1.5時間は遅れました。

夏の赤城山 鍋割山、荒山は南面に登山道があり冬でも登りやすい

登山口に着いたのは、少し迷って10時半。

登山口にはすでに5,6台の車がありました。

鍋割山登山口の駐車場

鍋割山登山口 最近このような「熊出没注意」の看板が増えた(右端)

鍋割山登山口 10:41
鍋割山山頂 12:12 昼食 12:45
火起山 13:05
荒山高原 13:25
荒山山頂 14:23
ひさし岩 14:46
軽井沢峠との分岐点(休憩舎) 14:58
棚上十字路 15:20
荒山登山口 15:58
鍋割山登山口 16:30

登山口からは右側にロープが張られた細い岩混じりの道を、下に赤城国際カントリークラブを見ながら登ります。

最初の台地状から山頂方面を眺める 見える斜面が急登

すぐに大きな岩があり、更にしばらく登ると広い台地状に出ます。背の低い灌木の間の急登となり、再び台地状に出るとそこから積雪がありました。

笹の斜面に木の階段を上ると山頂に着きます。

鍋割山の山頂は広く、関東平野の大展望が広がっています。

登山者が思い思いに過ごしていました。

この日はすこしモヤがありあまり遠望は利きませんでした。

富士は見えませんでしたが、浅間山が白くぼんやり輝いていました。

熊谷の妻沼から来られた小林さんと、山の話で仲よくなり、昼食を食べながら山頂のひと時を過ごしました。

鍋割山山頂 山頂は広く大展望

登山口に戻る小林さんと別れ、軽アイゼンを付けて出発。

荒山高原までゆるいアップダウンの雪道が続きます。快適な尾根歩きです。

赤城の山々や、谷川岳、武尊山などが白く輝いていました。

火起山の小ピークを過ぎて道は一旦下り、再び登って小ピークを越え、泥道の斜面を下ると、荒山高原に着きます。

左にとれば箕輪の姫百合駐車場方面です。ここから入ってくる人が多いようです。

トレースは荒山方面にも続いていました。

鍋割山から荒山高原に向かう尾根を行く 右に荒山 奥に電波塔が並ぶ地蔵岳

同じコースをとる人が多いようですが、この日は遅かったので、下山の女性1名に会ったのみでした。

静かな雪のフィールドが続いていました。

雪は30,40センチくらいあるでしょうか。

ウサギなどの足跡が四方八方についています。

荒山山頂は落ち着いた雰囲気で、少し木が邪魔ですが、白い地蔵岳、長七郎岳が見えます。

荒山山頂 石の祠があるゆっくりくつろげる山頂

荒山山頂からの谷川連峰

山頂には石の祠があり、お祈りして下山。

気持ちの良い稜線の道を楽しみながらアイゼンを効かせて快適に下ります。

すぐに好展望のひさし岩、さらに休憩舎のある軽井沢峠への分岐点、棚上十字路を拾って、荒山登山口の林道に降り立ちました。

荒山登山口に到着 ここから30分ほどの林道歩きで鍋割山登山口へ

林道をとぼとぼ30分くらい歩いて、鍋割山登山口に戻りました。

登りの途中で落とした地図があったら拾ってくださいと、往路を戻った小林さんにお願いしましたが、
「見つからなかった、無念」と書き置きがありました。他三人に声をかけて探しながら下りてくれたようで、感謝です。

冬の夕暮れは早く、あたりははや茜色。

16時半、楽しかった雪山の一日は終わり、暗くなり始めた山を後に帰途につきました。

(熊五郎)

コメント(2)

  • 変化のある山路をたどられてきたようですね。もうこの冬は何度のぼられたんでしょう。 (agewisdom) 2014/1/19(日) 午後 1:49
  • この時期の山、雪が適度にあると楽しいですよ。ことしはまだ3回目です。(熊五郎) 2014/1/20(月) 午前 11:11

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