箱根 明神ヶ岳
2014年11月 08日(土) 曇りときどき晴れ ハイキングクラブ
投稿日 2014年11月10日
前回の磐梯山と同じ町のハイキングクラブで箱根の明神ヶ岳(1169m)に登った。
台風20号が日本の沖を通過。台風一過で晴天かと思われたが週末は曇りから雨との予報。
午後からの雨を覚悟して登ったが、登ってみれば案外陽がときどき差して、暑いくらいの天気だった。
宮城野の登山口にある看板
この看板は非常に見やすく読み取りやすい
コースは明神ヶ岳への最短コースと思われる宮城野からのコースをピストンとした。
宮城野から一旦隣の明星ヶ岳と明神ヶ岳の中間に出て、そこから尾根上を明神ヶ岳へと辿る。片道1.5時間ほどのコース。
宮城野からは別荘地の横の暗い窪のような道。治水ダムのある流れの無い沢状の場所からいく分急になる。
明神ヶ岳山頂より神山1438m
尾根上は笹の混じる雑木帯で、背丈よりも高い笹が覆いかぶさって暗いトンネルになっている箇所もある。
曇りで展望があまり利かなかったが、それでも駒ケ岳、神山、大涌谷の煙や金時山などが見えた。
金時山の背後に大きく見えるはずの富士は、残念ながら見えなかった。
ハイキングメンバー 先に明星ヶ岳
登山道にはリンドウやマツムシソウ、野菊、アザミなどが咲いていた。
中でも山頂付近でうつむきかげんに咲くフジアザミ(富士薊)が印象深い。
富士を背に
うつむきて咲く
フジアザミ
薄紅さすは誰のため
紅葉はたいしたことはなかった。
それでもところどころに色づいたカエデや、赤い実のマユミやメギの木などが美しい。
登山道脇で見かけたリンドウ
天気がよくならないと開かない
登りしなには咲いていなかったリンドウが、少しの日差しを受けてか、下りにはかわいらしく咲いていた。
大涌谷には噴煙が上がっているが、これを見ると御岳の噴火を思い出す。
ここが噴火して火砕流が発生すれば被害は御岳の比ではないだろう。
大涌谷の噴煙
左の旅館街の上にも噴煙が上がる
宮城野に戻って箱根の温泉に浸かり、さっぱりして帰途についた。
バスが芦ノ湖を通過するころ、夕暮れの中にシルエットの富士が見えた。
奇跡的な富士のお目見えにみんなから歓声が上がった。
(熊五郎)
コメント(2)
- なんと63年前林間学校で箱根にとまっていた時登りました。富士山が綺麗に見えました。その後軽い肋膜があって肺の容積の問題で登山は大の苦手になりました。でも学校で生徒と行く時は必死でついて行きましたけど、途中で残されました。(agewisdom) 2014/11/10(月) 午後 1:32
- そうですか。思い出の1ページですね。関東では箱根が遠足や林間学校などで行くようで、バスの中で話題になってました。関西だと伊勢や高野山ですね。(熊五郎) 2014/11/10(月) 午後 7:01