久しぶりの法隆寺

投稿日 2014年10月24日

奈良 法隆寺の中門と背後に五重塔 
 

 大阪に用事があったので、帰りに奈良の法隆寺に寄ってきた。

前回は十八のときだらか、かれこれ...    かなり前の話。

あの時は高校のクラブの後輩たちと訪れた。 

記憶しているのは、法隆寺駅からとぼとぼ民家の間の細い道を歩いたことくらいで、

肝心の法隆寺は、残っている写真だけが頼りで、記憶しているものがない。

数十年も経って再び訪れたわけだが、やはり関西の人間にとっては、

奈良の神社仏閣の雰囲気は心が落ち着く。

私は京都よりも奈良が好きで、古墳の向こうの五重塔や、田んぼを前にした古寺などの風景が心の奥底にある。

今回は妻とともに車で訪れた。

小中学生の団体が多いが、みんなマナーがよく、人が多い割には混雑を感じさせない。

誰ひとり、割り込んだり写真を撮ったり、騒いだりすることがない。

マナーがいいというよりは、仏像などに関心がないのか、だれもゆっくり見ようとはしていないので、時間をかけて見ている我々とは時空が違うという感覚だ。

写真やテレビでよく見る仏像だが、やはり直に見ると感動する。

天平時代の仏像はどれもほっそりしており、大げさな身振り手振りはしていない。

お顔はどれも見とれるほど美しいというものではないが、それがまた親近感を増している。

日本で最初の世界文化遺産 法隆寺 これからもずっと日本人の心の支えになっていてほしい。

(熊五郎)

コメント(2)

  • 私はいつだろう?43になる最後に担任した3年生の修学旅行…ということは28年前です。行ってみたい。 2014/10/24(金) 午後 8:35
  • 正倉院展も始まったようですね。 2014/10/24(金) 午後 10:44

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