たまには手書きもある天気図
投稿日 2010年07月01日
手書きになった天気図(2010年06月29日 21時})
6月29日の夜、気象庁ホームページの天気図が、一度だけ手書きになりました。
普通はこのように手書きではありません。
原因は分かりませんが、たまには手書きもいいですね。
ところで、天気予報も最近は精度が高くなりました。
なによりも、気象庁のホームページを見ると、さまざまな情報が提供されていることに驚きます。
山に登る者にとってはとてもありがたいものです。
私がよく利用するのは、
レーダ降水ナウキャスト
レーダによる雨雲の状況です。3時間前から1時間後の予想まで動画表示できるので、リアルタイムでの降雨の予想に役立ちます。
レーダ雷ナウキャスト (「雷」のタブをクリック)
気象庁が最近始めたサービスですが、レーダ降水ナウキャストと同様、こちらは雷の予測に役立ちます。ただし、関東地方ですと東京電力の雷情報のほうが見やすいようです。
アメダス降水量、気温、日照時間、風向風力、積雪量...
地上のアメダス観測点の情報です。実際の降雨中の場所、日照の度合い、気温、風向風速が分かります。台風接近のときなどには、風向風速の画面を見ていると様子がよく分かります。
週間天気予報
登山の日程を決めるときなどには、一週間前から決行できるかどうかをほぼ決めることができます。ABCで確度表示されています。
台風情報
気象庁の台風進路予想の正確さには頭が下がります。台風接近時は、このページから目が離せません。
東京電力の雷情報サイト(2010年7月1日 夕方)
関東地方は雷だらけ。
東京電力の雷情報では、関東地方の雨雲、落雷の状況がほぼリアルタイム(数分間隔)で、表示されます。私の場合は、遠くで雷が鳴ったら、このページを見て、こちらに来るかどうか判断しています。
P.S
山の中で、携帯の電波も届かないところでは、いまでもラジオの気象通報を聞いて、天気図を作るのも、有効ですね。
(熊五郎)
コメント(2)
- 昔昔、理科の時間に天気図を書き入れたことがあったような。でも60年近い昔、どんな書き入れるべき情報があったのでしょうね。もしかしたら、あれは担任の生徒が悪戦苦闘しているので、一緒に考えてあげたんだったかしら。天気予報さえあまり気にしない最近の私の記憶は至極あいまいですが、手書きを見てふと思い出しました。 2010/7/1(木) 午後 8:06
- agewisdomさん、昔天気図の授業があったのですね。今でも気象通報は行われています。以前、数泊の登山では天気図を作っていました。だんだん慣れてくると、細かく書き込まずに、低気圧、高気圧、前線の位置くらいで済ませて、手を抜いていました。今では天気記号もかなり忘れてしまいました。(熊五郎) 2010/7/2(金) 午前 9:15