​福寿草は春の使者だが

投稿日 2015年02月09日

地面から直接咲いた福寿草

子供のころ、家の玄関に置かれたお正月の盆栽の苔から、にょっきり首を出している福寿草を見て、春への期待を抱いたものです。

そんな盆栽の福寿草を誰が植えたか、我が家の庭に毎年咲きます。

こんなに大きく開くのは日差しの暖かい日で、花びらが艶やかに陽を反射しています。

これを知ってたかのように、決まってコバチが飛んで来ています。

このコバチも、この温かい陽の中で生まれたばかりなのでしょうか。

ところで、なぜ福寿草はこんなに早く花を咲かせることができるのでしょうか?

これは私の想像ですが、おそらく地温をうまく使って咲いているのではないかと思っています。

すくなくとも写真のように、初期に咲く花は、つぼみがある程度土の中で育ち、地温で温められて早く咲くことができるのだと思うのです。

そしてこの時期まだ数少ない虫たちを一人占めにして、子孫を残そうなんて考えているのでしょうか?

いずれにせよ、福寿草は人間を春への期待に導いてくれることは間違いありませんが、まだまだ寒さがこたえる時期でもあります。

(熊五郎)

コメント(2)

  • 我が家のフクジュソウ、腰を痛めている間に草むしって下さったお姑さんに掘り返されて、なくなってしまいました悲しい。でもおかげでお庭はかなりすっきりしました。また買ってこようかな。 (agewisdom) 2015/2/9(月) 午後 10:23
  • この時期ノースポールやパンジーなども咲いてますが、福寿草は毎年同じ時期に出てきて咲いてくれ、季節を感じさせてくれます。(熊五郎) 2015/2/10(火) 午後 10:11

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA