リンドウの咲く小径
投稿日 2014年11月09日
箱根の明神ヶ岳に登ってきた。
目的は紅葉だが、ことしの紅葉はいまいち冴えないようだ。
天気もよくなかったせいもあったが、歓声のあがるような紅葉ではない。
それで、頭上を見上げてもしょうがないので、ついつい足元ばかり。
そこには、リンドウ、マツムシソウ、野菊、アザミなどなど、
深まりし秋と言えども、まだ頑張って咲いている花々。
そのなかで、ひときわ鮮やかな青い花 リンドウ
午前中は寒さのせいか、日差しがなかったせいか、
渦巻き状に閉じていた花が、午後になるときれいに開いていた。
リンドウは3000m級の高山から数百mの低山まで幅広く分布している花で、
ほとんどが空色や青紫だか、白いのも見られる。
草丈も様々だが、今回見かけたリンドウは短くかわいい。
園芸種で仏花などに使われる高生段咲きのリンドウは、長野や東北が産地だが、
出回るのは夏から10月半ばくらいまでだが、
野生のリンドウはまだたくましく花をつけていた。
(熊五郎)
コメント(2)
- 庭にも竜胆咲きます。暑いのに可哀想ですが。 (agewisdom) 2014/11/9(日) 午後 3:10
- 竜胆と書くんですね。可憐な花です。 (熊五郎) 2014/11/9(日) 午後 7:09