山と木々たちとのハーモニー
投稿日 2014年05月28日
社山(しゃざん)と木々たち 栃木県足尾 大平山南東尾根より
先日2000m近い山に登ってきました。
山頂付近にはまだ豊富に雪が残っていました。
登山開始地点は標高750mくらい。山頂は1960mなので、なんと1210mもの標高差を登ったことになります。
このくらいの標高差を登ると、周りがかなり変化します。
麓のほうには桜が咲いていますが、山頂付近の木々は芽吹いたばかり。
中腹のカラマツは、さすが針葉樹! 可愛い新芽がかなり開いてみずみずしい緑をしています。
白樺などの広葉樹は慎重派。
やっと新芽を出したばかり。
ムシカリ(オオカメノキ)は幾分早いようです。
少し厚めの可愛い葉を広げて春の陽を浴びています。
木々の向こうに特徴的なピークが見えました。社山です。
あの山の向こうは日光の中禅寺湖。
おいでおいでと言っているようですが、この日は行けません。
足元の草もまだまだ小さく。鹿に食べられたのか、はみ跡のある笹は地面から新しい芽を伸ばしています。
山と木々とのハーモニー。 春がうれしくてたまらない木々たちが山をバックに歌っているようです。
ここが一面緑に覆われるころにも訪れてみたい。そんな山でした。
(熊五郎)