山の樹木 榎

投稿日 2017年11月20日

​山を歩いているとさまざまな樹木に出合う。一目で分かる木から、会ったこともないような木までさまざまだ。

撮影日 2017年11月17日
撮影場所 榎峠 埼玉県長瀞町と児玉町境

榎峠にて峠の名にちなんで植樹されたようだ
"榎"一字でエノキだが、"木"を添えたのを消してある

榎(エノキ)は落葉広葉の高木で、山でなくとも街にもあったりする。私の家の裏には、20mにもなろうかと思える榎がある。

榎はかの玉虫が好む木だ。実際、裏の木で玉虫を見かけたことがある。

樹形は個人的にはあまり好きではないが、横に広がった枝は、夏にはいい木陰を提供してくれる。

夏、榎の葉は濃い緑だが、秋は黄葉する。葉脈が目立つ

夏、濃い緑の葉は、秋には黄に色づき、北風でサラサラと舞う姿がよい。

写真の榎は埼玉県長瀞町と児玉町の境にある榎峠に植樹されたもの。正真正銘、榎とわかる訳だが、榎は葉を見ると特徴的なので見分けやすい。葉脈がはっきりしているからだ。樹皮は一見なめらかそうだが、表面はヤスリのようにザラザラしている。

榎峠はWikiによると全国で9箇所ほどあるようだが、名の由来はわからない。今回の榎峠も榎を植樹してあるが、はたして昔から榎があったからそう呼んでいるのかは分からない。榎よりもアジサイで有名らしいが...

ちなみに、木偏に冬(柊)はヒイラギ、春(椿)はツバキ、秋(楸)はヒサギ。

(熊五郎)

コメント(2)

  • お魚しかり、四季に恵まれた国だから生れた国字でしょうか? (agewisdom) 2017/11/20(月) 午後 2:42
  • > agewisdomさん これらは漢字のようですね。読みはいろいろ考えてみるのは面白そうです。柊はクリスマスツリー、椿はサクラ、楸はモミジ。さて榎は? (熊五郎) 2017/11/20(月) 午後 5:48

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