山が恋しくなるころ

投稿日 2011年07月11日

今頃の山は、鳥たちの声が渓谷に冴え、

爽やかな風が山を吹き渡る。

わき立つ雲は、あっという間に真っ青な空に向って、山肌を駆け上る。

針葉樹はやっと枝先に小さな若葉をつけ、わずかに成長する。

樹林は針葉樹の香りで満たされ、

草たちは、けなげにかわいい花をつけている。

人は山の頂で、安らいを感じる。

梅雨が明け、暑い日が続くと、そんな山が恋しくなる。

今年の梅雨明けは早かった。

梅雨明け十日。普通はその晴れ間を狙って山に行くのだが、

今年はそうもいかなくなってしまった。

さて、ことしの山はどこにしようか。

(熊五郎)

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コメント(2)

  • 木々の香湧き立つ雲、いかにも気持がよさそうな。
    ベタベタと蒸し暑い空気をかき回して、それでも風が吹いています。今日も猛暑。山は苦手ですが、それでも清涼とした空気にあこがれます。 2011/7/11(月) 午前 9:11
  • agwisdomさんも、高原を訪れてみてください。(熊五郎) ​2011/7/20(水) 午後 1:03

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