奥多摩湖から六ツ石山、鷹ノ巣山

2025年04月09日 晴れ 2名

投稿日 2025年04月12日

東京都西多摩郡奥多摩町 奥多摩湖 小河内ダム下の駐車場(水根)から六ツ石山、鷹ノ巣山
榧ノ木尾根下降
赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)

主な通過時刻:
小河内ダム下の駐車場(水根) 08:11
水根集落六ツ石山登山口 08:36
産土神社 08:49
小さな社(風ノ神土) 09:50
尾根分岐点(トオノクボ) 10:35
六ツ石山 11:30
石尾根 奥多摩駅分岐 11:37
水平/尾根道分岐 11:54
榧ノ木尾根分岐点 13:21
鷹ノ巣山 14:00
榧ノ木尾根分岐点 14:36
榧ノ木山 15:30
倉戸山 16:34
倉戸口BS 18:03
小河内ダム下の駐車場(水根) 18:41

総歩行距離 18.8km
累積標高差 +1455m -1452m
所要時間 9.5時間

奥多摩の山は都内に住んでいたころ幾つか登ったのですが、現在の自宅からはちょっと遠いこともあって、これまであまり登って来ませんでした。しかし圏央道ができ、奥多摩町の道もトンネルでバイパスされて通りがよくなり、昔遠く感じた奥多摩湖までも今では近く感じます。山に用のあるむきには奥へ入るのは便利になりました。今後数年便利になった奥多摩の山々を探ってみたいと思っています。

今回は手始めに思い出の山、鷹ノ巣山です。奥多摩湖小河内ダムの下にある水根の無料駐車場から六ツ石山経由で登りました。鷹ノ巣山には若い頃登っているのですが、その時は今は通行止めになっている日原の稲村岩尾根から登りました。この登山道が長らく通行止めになっているのは残念です。今回の通過ポイント六ツ石山は雲取山から鷹ノ巣山を経て、奥多摩町に落ちる石尾根の一角にあるピークです。奥多摩湖の標高は約510m。鷹ノ巣山は1737mですから、標高差1200m。すべて一般登山道ですがみっちり絞られます。

駐車場からしばらく舗装道を歩き、一段上の水根の集落から登り始めます。トオノクボまでは植林帯の急登です。この急登は一時の我慢です。トオノクボでハンノ木尾根に乗って傾斜がゆるみます。この辺りは防火帯で広く見晴らしの良い道です。落葉広葉樹からいつのまにかカラマツになって六ツ石山へと続きます。六ツ石山から一段降りて石尾根を拾って鷹ノ巣山へ向かいます。石尾根は奥多摩駅あたりから雲取山まで続く長大な尾根です。途中尾根道と、南面の水平道に分かれます。地形からどちらでも大差ないと思いますが、今回は水平道を選びました。水平道は榧ノ木尾根(かやのきおね)につながりますが、見失いそうな途中の分岐を斜め右上に入り、水根山の近くで尾根道と合流し再び石尾根に乗ります。前方の鷹ノ巣山めがけて広い尾根筋を登ります。今回は残雪があったので、道はぬかるんでいました。

鷹ノ巣山の広い山頂からは奥多摩の山々、丹沢が並び、意外と大きい富士、そして南アルプスが白く輝いていました。下山は榧ノ木尾根にとりました。道は問題ありませんが、倉戸山を越えてからはあまり整備されておらず、少しややっこしいところがあります。降り立つところは熱海の旅館前から倉戸口BS。薄暗くなった国道411を歩いて水根の駐車場に戻りました。奥多摩はサル、日本鹿の影が濃いようです。

小河内ダム下(水根BS前)の無料駐車場
トイレがある(写真中央奥)

水根集落
この先の道標に従って民家の横を登る
いきなり急登

水根の産土(うぶすな)神社
大山衹神、愛宕神、稲荷神、金山彦社、疱瘡神の四神合祀とのこと

植林帯の急登
もくもくとトオノクボを目指す

トオノクボ(尾根の分岐点)
やっと急登が終わる
ここからしばらく防火帯の尾根筋を登る

防火帯の尾根を歩く
緑は針葉樹 広葉樹の芽吹きはない
黄色い花が咲いていた

六ツ石山山頂
三等三角点 点名「境」標高1478.84m

水平道
約2km続く水平道
南側で暖かい
尾根道(石尾根)もあまりアップダウンはないと思われる

榧ノ木尾根(倉戸山、熱海方面)分岐点
水根へは途中で分岐する(水根沢林道経由で水根)
ここは水平道の途中だが、少し進めば尾根道に合流できる

石尾根を鷹ノ巣山へ向かう

鷹ノ巣山山頂
二等三角点 点名「長沢」標高1736.6m
日原への道は通行止めになっていた

鷹ノ巣山山頂から御前山を眺める
手前の尾根は榧ノ木尾根 ピークは榧ノ木山

鷹ノ巣山山頂から南方を眺める
中央右寄りに富士

(雅熊)

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