二荒山神社から男体山往復

2025年08月20日 晴れ時々曇り 2名

投稿日 2025年08月24日

栃木県日光市 日光二荒山神社から男体山往復
赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)

主な通過時刻:
二荒山神社 駐車場 7:49
一合目 7:58
二合目 8:20
三合目(林道始まる) 8:43
四合目(林道終了 登山口) 9:23
五合目(小屋) 9:43
六合目 10:26
七合目(小屋) 11:03
八合目(小屋) 11:34
九合目 12:08
山頂 12:44 (昼食)
二荒山神社 駐車場 16:55

総歩行距離 8.9km
総歩行時間 9.0時間 登り 4時間40分 下り 4時間00分
総累積標高 +1207m

日光の男体山(なんたいさん)は自宅から見える山ですが、これまで登らずに今となりましたが、今回熊谷のYさんをお誘いして、念願の男体山に登って来ました。その男体山は奥日光の中禅寺湖畔に鎮座する二荒山神社(下野の国 一之宮)のご神体です。山頂には奥宮があって、登山道は奥宮にお参りする参道となっています。

男体山の登山ルートはこの参道と、ちょうど裏側(北面)の志津からのルートがありますが、志津からのルートは、登山口までの林道が通行止めで使えません。このため現在のところ二荒山神社からのルートのみとなっています。二荒山神社の受付で登拝料1000円を支払い、お守りをいただいて登ります。

登山ルートは二荒山神社から山頂まで、途中の林道を除いて直線的に付いています。地図を見てもわかりますが、ほぼ一定間隔の等高線が並んでいます。二荒山神社の標高は約1280m。男体山山頂2484mなので、その差約1200mを登ります。まず二荒山神社の境内を抜けて一合目から三合目までの笹原の樹林を登ります。100mほどの高度差の林道をしばらく歩くと四合目の鳥居で再び登山道に入ります。三合目まで斜面よりやや傾斜がきつくなり、五号目の小屋(雨風がしのげる)、六合目、七合目の小屋(雨風がしのげる)を見ると、岩がゴロゴロの八ヶ岳の登山道の様になり、さらに傾斜がきつくなります。八合目の小屋横の小さな社に手を合わせ、さらに登ると傾斜が緩くなり、溝状のすべりやすいザレの斜面が終わると樹林から抜け、赤や白の溶岩の斜面出れば山頂はすぐそこです。

山頂には二荒山神社の奥宮が置かれ、少し北東にはずれたところのピークに一等三角点 男体山 2484.15mが設置されています。雲が次々と湧いて遠望がききませんが、中禅寺湖の湖面とその周辺の山、北側の日光の山々、皇海山、日光白根山などが見えました。

昼食をいただいて同じ道を下山にかかります。ひっきりなしに雷鳴が聞こえています。林道を過ぎて樹林の斜面を下っているとぽつぽつと雨になり、やがてザーザー降りとなりました。リュックだけ防水カバーをかけ、体はシャワー代わりに雨を浴びながら二荒山神社に降り立ちました。

一般的に普通の速度で歩けば1時間当たり高差300mですので、1200mの高度差では4時間が標準です。コン秋のルートは、林道より下は普通の登山道で歩きやすいのですが、林道から上、特に七合目から八合目は露岩の急登となります。途中にある林道を使って下山することはできないので、登った道を忠実に戻ります。

日光二荒山神社
境内に入ると右側に受付があり登拝料1000円を支払いお守りを受け取る

登山道に入るとすぐに一合目の石標があり鳥居をくぐる
傾斜の緩い笹の樹林を登っていく

三合目
三合目から四合目間は林道を歩く

五合目の小屋
雨風は十分しのげる

七合目の小屋
この小屋も雨風は十分しのげる
六合目あたりから露岩が増え、七合目から上はさらに急傾斜になる

八合目に向けて登る
露岩の多い急斜面

八合目の小屋
利用できるかどうかは確認しなかった
小屋の玄関口のほうに小さな社が祭られている

火山灰のザレた斜面になる
森林限界を超えているため、中禅寺湖や周りの山々が望める
このザレ斜面は下山時注意

二荒山神社奥宮
近くに銅の神象がある

奥宮から50mほど先のピークに剣が刺してあり、その奥に一等三角点がある

(雅熊)

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