東武竹沢駅から金勝山、官ノ倉山、小川町駅
2026年01月04日 快晴 3名
投稿日 2026年01月06日

埼玉県比企郡小川町 東武竹沢駅から金勝山、官ノ倉山、小川町駅
山里をのんびり歩きながらふたつの山を楽しむ
赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)
主な通過時刻:
東武小川町駅前の有料駐車場 7:09
東武東上線小川町駅 9:29 寄居行- 東武竹沢駅 8:33
東武竹沢駅 08:36
金勝山登山口 08:44
金勝山山頂 09:15
げんきプラザ 09:24
金勝山南登山口 09:54
酒屋 10:11
三光神社 10:44
天王池 10:52
官ノ倉山山頂 11:26 (昼食)
石尊山 11:55
北向地蔵 12:18
長福寺前 12:49
八幡神社前 13:09
東武小川町駅前の有料駐車場 13:37
総歩行距離 12.7km
総歩行時間 5.0時間
総累積標高 +467m
熊谷から江南、嵐山町へと車を進めると小高い丘陵地となり、この時季であれば冬枯れの林が覆う穏やかな曲線を描いています。田畑の中に点々と民家があって、のどかな風景が展開します。比企丘陵です。車を小川町に進め、東武小川町駅前の有料駐車場に停めました。埼玉県比企郡小川町は、この辺りの山に登るときの起点となります。選んだのは小川町に近い金勝山(きんしょうざん)と官ノ倉山(かんのくらやま)。新しい年が明けて初めての登山は、山仲間が三人集まっての日和見登山となりました。比企には比企三山の笠山、堂平山、大霧山がありますが、それらを含む外秩父七峰には官ノ倉山が含まれています。金勝山ともにいずれも展望のよい山で、低山ながらも登り甲斐のある山です。
今回はメンバーの提案で、ふたつの山に登りつつも山里ののんびり歩きも楽しめるルートを設定しました。車を小川町駅に置きましたが、金勝山最寄りの東武竹沢駅まで電車で移動し歩き始めました。しばらく東武線の線路と並行して歩きますが、道標に従って山道へ入ります。しばらく登ると展望のよいピークに出て眼下にホンダの大きな工場が見えますが、山頂はすぐそこです。金勝山の山頂には二等三角点 勝呂があり、標高263.44mです。勝呂(すぐろ)は南麓の地域名です。山頂からは関東北部、上越の山々が見えています。南の都心側にはうっすらスカイツリーも見えるようです。
山頂でゆっくり展望を楽しんだ後250mくらい進めば元気プラザです。大きな銀色のドームはプラネタリウム。こんどゆっくり訪れてプラネタリウムを見たいものです。下山路は南登山道をとり、JR八高線のある勝呂へ下りました。南登山口に下り立ったら八高線と並行して山里を歩き、木部の古い酒屋の前で八高線を渡り、宮ノ入の三光神社へ向かいました。快晴で穏やかな陽の中、おばあさんが立ち話していたり、とぼとぼ歩く姿がのんびりした雰囲気です。
徐々に官ノ倉山の山体が迫ってきたら三光神社です。参拝して左奥へ進むと左上に東屋が見えてきます。一段上の東屋の横に出れば天王池が緑色の水をたたえています。静かなたたずまいの天王池の脇の道を進み官ノ倉山へと登り始めます。やがて道はやや電光状となり稜線に出たら左へとります。すぐに急斜面の露岩帯となります。ひょっこりと官ノ倉山の山頂に出れば、再び展望が広がります。金勝山よりも100m近く高いのでまた違う展望が広がります。真っ白な上越国境の山々を眺めながら昼食をいただきました。
山頂の南側一段下がったところに石祠があります。ここにもベンチがあり風があたらないので暖かい場所です。一旦鞍部まで下って再び登って北側に進むと再び前方が開けます。石尊山です。数基の石祠が並んでいます。ここも展望のよい場所で、白くなった浅間山がのぞいていました。金勝山のげんきプラザもはっきり見えています。下山は北向地蔵から笠原、飯田を経て小川町駅に戻りました。今回は寄りませんでしたが途中に長福寺や八幡神社があります。
なお、笠原から飯田に抜ける小さな峠状のところに旧竹沢村と大河原村の村界石標が建っています。大河原村がここまで来ていたのには驚きです。現在飯田は竹沢村とともに比企郡小川町の一部となっています。大河原村の大部分は現在の東秩父村です。
金勝山と官ノ倉山は低山ながら眺めの良い山です駅からも近くハイキングに手ごろです。麓の駐車場を使えばてっとりばやく登ることもできますが、今回のように穏やかな日であれば、のんびり山里を歩くのも一興です。

東武竹沢駅を下車
駅を出て線路の下を抜け、左の山すその道を進むと金勝山の登山口がある

金勝山に向けて歩く
山頂から東に延びる尾根を登る
今日は天気が良く木漏れ日がまぶしい

金勝山山頂
二等三角点 勝呂(すぐろ) 標高263.44m
勝呂は金勝山南麓にある地域名

金勝山山頂から約250m離れたところにある「げんきプラザ」から
左にこれから向かう官ノ倉山と石尊山が見える
中央に霞むのは堂平山(左)と笠山(右)

南登山道を少し下ったところから見た「げんきプラザ」
立派な施設 左のドームはプラネタリウム

金勝山の南登山口まで降りてJR八高線沿いに歩き
木部から宮ノ入へ向かうと勝呂からの道と合流する三叉路に三光神社(さんこうじんじゃ)がある
昔は妙見様を祭ったようだが、今は日、月、星の三つの光の神を祭るらしい
拝殿手前の大杉が印象的

三光神社から進むと左上に東屋が見えてくる
東屋の高さまでくれば天王池がある
静かなたたずまい

官ノ倉山山頂
金勝山より100mほど高いので、また違った展望が味わえる
遠く上越国境の山々が白く輝いていた

官ノ倉山から眺める谷川岳
右端から谷川岳本峰、茂倉岳、手前に子持山、万太郎山、仙ノ倉山、手前に小野子山、十二ヶ岳
画面中央やや左の高いビルは群馬県庁

石尊山から金勝山を眺める
げんきプラザがよく見えている

北向地蔵
お堂は20mほど急な階段を登った上にある

旧竹沢村笹原と大河原村飯田の村界
竹沢村は比企郡の数村の合併により成立した村で現在は比企郡小川町の一部
大河原村は秩父郡の数村の合併により成立した村で現在は秩父郡東秩父村の一部
ただしこの石標にある飯田は小川町に含まれている
ちなみにこの石標は竹沢村青年会笠原支部が設置したとなっている
このように村界標石は明治から大正の頃、地元の青年会などが設置したケースが他にも見られる
(雅熊)

