梅郷から琴平神社経由日の出山、御岳山、境界尾根で御岳駅
2026年01月27日 晴れ 単独
投稿日 2026年01月29日

東京都青梅市 吉野梅郷の駐車場から琴平神社経由で三室山、日の出山、御岳山
下山は大塚山のあき道から境界尾根で御岳駅
赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)
主な通過時刻:
吉野梅郷の駐車場 09:12
梅の公園奥の尾根取付き 09:28
琴平神社 10:14
三室山 10:47
梅ノ木峠 11:06
龍ノ髭 11:42
日の出山 12:17 (昼食)
御岳山ビジターセンター 13:14
大塚山手前ゴンジリ峠 13:29
境界尾根下降点 13:50
境界尾根下 15:03
JR青梅線 御岳駅 15:25
JR青梅線 御岳駅 15:40 - 日向和田駅 15:57
吉野梅郷の駐車場 16:20
総歩行距離 15.1km
総歩行時間 6.5時間
総累積標高 +934m
昨年3月に御嶽神社お参り登山を済ませましたので、今回はバリエーションとして日の出山から登ってみることにしました。御岳山にロープウェイで登るなら梅郷(ばいごう)の大きな鳥居のある曲がり角から奥へ侵入しますが、今回はその手前の吉野街道脇にある吉野梅郷第2駐車に車を置いて登り始めます。この駐車場は一見側にあるスーパーの駐車場と区別がつきにくいのですが、おそらく近くの梅の公園で梅を楽しむ人のための駐車場でしょう。今回はまだ梅の時季には早いので十分空いていました。
身支度して歩きだします。住宅地の中にひっそりと「きもの博物館」がありました。博物館の前まで尾根が落ちてきていますが、まだ取り付きません。少し歩くとお助け地蔵尊があり、その奥が「梅の公園」です。起伏のある公園で、綺麗な草の斜面に梅の木が並んでいます。開花すればさぞきれいで、よい匂いが漂いそうです。奥にトイレがありますが、さらに奥へ進むと琴平神社の鳥居があり、そこから尾根に取り付きます。
階段状の道を登り、やや急になったかと思うと露岩が現れ、琴平神社のこじんまりとした社が東の梅郷地区や青梅の街を見下ろしています。岩上に立てば疲れを忘れる眺めです。道はやや緩んで三室山へとつながります。三室山山頂は展望がありません。三等三角点がありました。道は尾根筋を忠実に歩くこともできますが、まき道(主に南側)も並行しています。うっかりまき道を歩いて、高峰を無視してしまいました。梅の木峠では林道が交差していますが、「つるつる温泉」へ通じる林道以外は峠で車は閉鎖されていました。電波塔を見て、その後尾根筋を選んで「龍ノ髭」から日の出山へ至りました。
場奥多摩で人気の高水三山の最高峰である岩茸石山(いわたけいしやま)の山頂は、とくにこの時季とてもながめのよい素晴らしい山頂です。今回はその岩茸石山から関東ふれあいの道が通る尾根を棒ノ折山まで歩いてみました。棒ノ折山も訪れる人の多い人気の山です。
車を寒山時駐車場に置かせていただき、多摩川対岸の沢井駅まで歩きます。沢井は銘酒澤乃井で有名です。JR青梅線を二駅乗って川井駅で下車。沢井駅も川井駅も無人駅です。駅下の大丹波川沿いの林道熊沢線を八桑に向かいます。八桑にあるマス釣り場見てしばらく奥へ進むと、右上へ小道が入っています。よく見れば岩茸石山を示す道標の下の角のとれた石に「右ハちちぶ道」と刻まれています。ここからどのように辿って秩父に行くのでしょうか?
日の出山直前はなにやら城跡のような石垣になっています。石段を登ればそこは別世界。大展望の日の出山山頂でした。よい雰囲気の山頂で、東屋があり、360度の展望です。よくありがちですが、若い三人組が大声で話をして、山頂の雰囲気がぶちこわし。なぜあんな大きな声で会話するのでしょうか。しかもどうでもよいような話ですから、降りてからやってほしいものです。それでもゆっくり昼食をいただき、眺めを堪能しました。これから向かう御岳山がすぐそこに見えています。
日の出山山頂から少し下ったところに「東雲山荘」があります。小さな小屋ですが、素泊まりできるようです。下っていくと上養沢へ下る道を分け、鳥居をくぐって巨岩の下を通過。少しずつ人工物が出てきて、やがて民家の路地のような道へつながります。今回は御嶽神社には寄らず、宿坊や民家の間を抜けてビジターセンターへ。トイレをお借りして、脇の大塚山への道に入りました。大塚山はまき道でパスし、古里駅への道を捨てて境界尾根に入りました。境界尾根はバリエーション・ルートです。一部急なところがありますが、問題なく歩けます。右下から御岳山ロープウェイの音が聞こえてきました。この尾根からは、右に日の出山、左には川苔山方面が見えています。三ツドッケはその名のとおり、三つのピークで見えています。
境界尾根の末端は吉野街道の民家の横に出ます。すぐ近くが御岳山への入口の大鳥居です。その前に細い道が河原へ向かって降りており、吊り橋で対岸に渡ります。車道には出ず、河原の遊歩道を歩いて御岳駅に向かいました。御岳駅からJR青梅線で日向和田駅まで移動。梅郷の駐車場に戻りました。
今回のルートはやや距離があるものの、琴平神社の展望や日の出山の大展望は格別です。下山は境界尾根を使わず一般道を古里駅へ下ることもできます。季節によっては大塚山辺りでレンゲショウマが咲くようです。
梅ノ木峠手前に戦時中、重爆撃機の「飛龍」が墜落した現場を示す説明板(下に画像あり)がありました。この事件は青梅市の郷土博物館(現在休館中)に展示されていますが、その説明板にはこのように書かれています(一部読み取れない部分があります)。この事故で12名が亡くなったようです。
「〇〇重爆撃機「飛龍」墜落地
北側の谷底、昭和20年8月11日夕刻、四式爆撃機「飛龍」が墜落しました。
機体は全幅22.5m、全長18.72m、全高〇mの大きさで、双〇です。
静岡県浜松基地から、埼玉県熊谷方面へ向かう途中の墜落しました。
原因は不明です。搭乗していたのは春日改造大尉ほか12名で、墜落により全員が死亡しました。
全員の遺体は軍や地元住民たちによって収容された後、荼毘にふされました。
機体もほとんど回収されましたが、エンジン冷却部の片側が谷底に取り残されていたので
運び出され、青梅市郷土博物館に保存されています。同郷土博物館には飛龍の遺品のほか、
昭和20年4月2日に青梅に墜落した米軍機B29のエンジンも展示されています。
この事故に関する資料は、青梅市郷土博物館に保存されています。」

吉野梅郷第2駐車場
スーパーの前にある駐車場で、意外と目立たない
梅の時期になると混むと思われる

梅の公園
起伏のある公園で梅の時季に来てみたい
奥にトイレがある

梅の公園のさらに奥にある琴平神社の鳥居
ここから尾根に取付く

琴平神社
小さな社だが、目の前は絶景

社の前の手すりからの眺め
吉野梅郷辺りから奥に青梅の街並

三室山山頂
展望はない
三等三角点 萱尾 646.69m

重爆撃機「飛龍」墜落現場を説明する説明板
静岡県浜松基地から、埼玉県熊谷方面へ向かう途中の墜落だったようだ

梅ノ木峠
正面の林道はつるつる温泉へ
右の幅広の道に入る

日の出山山頂
360度の大展望
都心方面、丹沢、奥多摩の山々が一望
意外と近くに御岳神社と民家が見えている

御嶽神社の付近には宿坊などが立ち並ぶ
見えているのは日の出山

ビジターセンターの横の道を入ると大塚山手前に出る
今回は右の巻き道を利用した

境界尾根途中からの日の出山

境界尾根の出口
民家脇の墓地の横に降り立つ
御岳駅まで20分程度
(雅熊)

