秋の山 マムシグサの赤い実

投稿日 2013年11月04日

秋 ..... 山を歩いていると、さまざまな草や木の実が見つかります。

色は赤が多いですね。

先日登った秩父の横瀬二子山には、山内のところどころにマムシグサの実が立っていました。

立っていたというのは、この実、棒の先に赤いトウモロコシを付けたような形をしているのです。

それが地面からにょっきりと立って、真っ赤なものですから、目立ちます。

このマムシグサはサトイモ科の植物で、似たものにはウラシマソウやコンニャクがあります。

球根などには毒があるようです。

このマムシグサ、ネットで調べると、葉を二つしか出さない頑固者。

折れたり、虫に食べられたりしたらどうするのでしょうか。心配になります。

どうも二枚しか出せない構造なのだとか。

花(のようなもの)は地味で、緑っぽくて目立ちませんが、かわいいストライプがあり、花の頃は、山の愛嬌者です。

そうそう、ドングリもいっぱい転がっていました。

すでに芽を出しているものも。

あれがすべて育ったら山はクヌギなどの木でいっぱいになるはずですが、

実際は、そうはなりません。

ドングリの多くは小さな穴があいており、そこからかわいい芋虫がコロリ。

自然は奪うばかりでなく、ちゃんと与えるんですね。

(熊五郎)​

 

コメント(2)

  • 名前は怖そうですが、可愛い実ですね。どんぐりはこの辺もいっぱい。家の小さな庭で芽吹いたコナラは容赦なくむしられています。2013/11/4(月) 午前 10:06
  • どんぐりは湿らせたふかふかの土を被せておくと簡単に発芽します。発芽したら小鉢にこんもり土を盛って小山のようにし、そこにどんぐりをいくつか埋め込みます。これで小さな林の盆栽が出来上がります。どんぐりは穴のあいていない、太ったものを拾って来ます。楽しんで見られてはいかがでしょうか。2013/11/4(月) 午後 0:35

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