桐生の吾妻山(あずまやま)で正月登山

2015年1月3日 快晴  2名

投稿日 2015年01月04日

群馬県桐生市 吾妻山 標高481.1m
光明寺からのルート
カシミール3Dで国土地理院地図を表示

毎年正月にはその年の行動を立ち上げる意味で、正月登山をすることにしています。

アマチュア無線界では、無線で新年のあいさつをしようということで、QSOパーティーが行われるので、山の上から電波を出してパーティーに参加しようという意図もあります。

QSOとは無線用語で「交信」のことです。

山頂で無線交信するとなると、1,2時間は山頂にじっと留まらなければなりませんが、妻を誘ってみたらいい返事。

渡良瀬川から眺める吾妻山(中央)
右の電波反射板があるのは女山

昨年から登山に目覚めた妻とともに、群馬県桐生市の吾妻山に出かけました。

正月寒波が来て空気は冷え切っていますし、登りはじめは風もあって、非常に寒い登山を覚悟しましたが、登るにつれて風は弱くなり、日向であればぽかぽかと眠くなるようなこともありました。

なにより、この時期の登山は澄み切った空気による遠望が楽しみです。

光明寺の静かな境内

関東平野の北の縁(へり)にあたるこの山域からでも、遠くスカイツリーや新宿の高層ビル群が望めます。

この日は風があったせいか、かなり遠望が効いたようです。

今回は麓の光明寺から登るルートをとりました。

光明寺のサイドにトイレのある大きな駐車場があります。

ほどなく水道山公園からの道を合わせ、道路にかかる橋を渡って、トンビ岩に出ました。

吾妻山山頂から関東平野を眺める
下の街は桐生市

トンビ岩から上が岩混じりの急登です。

男坂、女坂の分岐が二か所あり、女坂のほうが多少緩いようです。

今回は妻を連れているので女坂を登りました。

女坂を登る男性二人に、「女坂登るの?」と冗談を交わしながら楽しくのぼりました。

登山者が思い思いに過ごす山頂

尾根に出るころには風が弱まり、暖かい日差しを感じるほどです。

山頂は広く、南の関東平野側が開け、遠望できます。

多くの登山客が山頂でひと時を過ごして、降りてゆきます。

昼食を済ませて、山頂の一角にアンテナを設置し、約1時間半無線交信を楽しみました。

アンテナを東京方面に向けて交信
その間妻は日向ぼっこしならが、本を読んでいたようです。

吾妻山の山頂からは鳴神山への縦走路が続いています。

また、山頂近くからは北側の麓にある川内町からの道もありました。

いずれ歩いてみたいと思います。


(熊五郎)

コメント(2)

  • そんなお正月の過ごし方もあるのですね。 (agewisdom) 2015/1/4(日) 午後 3:25
  • 若い時は、年末年始は冬山でしたが、いまは妻と一緒にぬくぬく登山です。^-^; (熊五郎) 2015/1/4(日) 午後 5:11

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