鐘撞堂山その4

2018年01月28日 晴れ後曇り後晴れ 単独

投稿日 2018年01月29日

鐘撞堂山は、標高200から300mほどの山が四方に広がった形の山域で、さまざまなルートがとれる面白い山です。自然林も多く、明るくきれいな低山ですので、多くの人がハイキングを楽しんでいます。

ほたるの里公園駐車場から北コース、鐘撞堂山、円良田湖、高根山、
南尾根から再度鐘撞堂山、北コースで用土へ下山
緑破線: 予定ルート 赤実線: 歩行GPS軌跡
(国土地理院の電子国土地図に情報追加)

今回とったルートは、いままで歩いていないルートを拾い集めた感じですので、少し複雑です。

谷津池の駐車場に車を置き、谷津池北コースで鐘撞堂山の山頂へ。

山頂から円良田湖に降りて、羅漢山を取り巻く林道を歩いて、途中から花園城址の東の鞍部まで登る。

尾根筋を東に藪を漕いで、高根山コースに乗り、高根山から大正池コースで大正池側に下る。

大正池に向かって歩き、途中から南尾根に取り付く。南尾根コースで再び鐘撞堂山の山頂に登り返し、谷津池北コースで下山。

途中用土に向けて下り、東端の駐車場に降り立って、蓮台寺寄り駐車場に戻る。

という、ルートです。

今回の山は22日にあった関東の降雪の影響で雪が残っていました。降ってから6日も経っていたのですが、寒い日が続いてなかなか融けないようです。おかげで、ちょっぴり雪山の気分を楽しむことができました。

谷津池手前のトイレのある(ほたるの里公園)駐車場 8:55
鐘撞堂山山頂 9:50 (休憩)
円良田湖の林道 10:30
工場の手前 10:40
花園城址東の鞍部 10:50
高根山コースに乗る 11:06
高根山 11:21
大正池コース下降点 11:37
大正池コースの林道終点 11:48
南尾根取付き点 11:55
鐘撞堂山山頂  12:17 (昼食) 12:48
P226手前 用土への分岐点 13:24
東端の駐車場 13:42
蓮台寺 13:52 (休憩)
谷津池手前のトイレのある(ほたるの里公園)駐車場 14:10

所要時間 5時間15分
歩行距離 11.5Km

国道254号から谷津池に向けて農道を走ると、トイレのある駐車場が見えてきます。ここは5台ほどしか駐車できませんが、100mほど進むと大きな駐車場が3か所あります。ただし、道が凍結していましたので、一番手前の駐車場に置きました。ほたるの里公園というようです。トイレのほか東屋もあります。

凍結した谷津池
奥に鐘撞堂山

谷津池はほぼ全面凍結していました。池の対岸まで歩いて、北コースに入ります。沢筋から道が折り返すと蓮台寺への道が下りています。更に数分上に用土への道が下っています。(帰りはこの道を使いました)

北コースの尾根道
明るい自然林で快適

ところどころ凍結していますが、明るい尾根筋を登っていくと、最後の長い階段の上で円良田の直売所へ下る道が合わさり、さらに登ると鐘撞堂山の山頂です。山頂直下の北斜面には多くの雪が残っていました。

山頂直下の北側の斜面
ここが最も雪が残っていた

画面方向(栗谷町方面)へ少し回りこむと登山道の入り口がある
山頂からの眺め(関東平野)
この日はスカイツリーが見えた

山頂からはスカイツリーが見えました。しばらく山頂で憩って、円良田湖へ下ります。山道は短く、すぐにコンクリート敷きの狭い林道のような道に出ますが、沢筋なので雪が残っており、滑らないように注意しながら歩きます。廃屋のところで円良田湖の周回林道に出たら左にとって、少林寺の前に出る林道を歩きます。羅漢山の麓を回るように歩いて行くと、使われていない煙突のある焼却場のような建物があり、その先に工場らしき建物があります。その左端を藪に入ります。少し藪を漕ぐと花園城址の東の鞍部に出ます。ここには踏み跡がありました。踏み跡を辿って、右に下ろうとする踏み跡を無視して尾根筋の藪を漕いで高根山に登る道をつかまえます。藪漕ぎの際は猟の罠に注意しなければなりません。

高根山への道をつかまえた

高根山から大正池に下る道を使って一旦下ります。林道に出て少し歩き、左上から尾根が下りてくることを確認して取りつきます。すこし藪を漕ぐと、下から登ってきた南尾根コースの道に出ました。この南尾根コースは歩き易い道です。途中に天保八年の馬頭尊があります。尾根が痩せてくると鐘撞堂山の山頂が見えてきます。

南尾根にある馬頭尊
天保八年とある

南尾根の上部
鐘撞堂山の山頂が見えてきた

丁度お昼になったので昼食をとり、日差しの暖かい山頂で、蝋梅の香りをかぎながらひと時を過ごしました。

下山は登りに使用した北コースを使い、途中から用土に向けて下り、東端の駐車場に降り立って、太陽光発電の横を歩いて蓮台寺に寄り、ほたるの里の駐車場に戻りました。

用土登山口の駐車場(東端の駐車場)

今回は、雪が残っている心配があたので、近場の低山である鐘撞堂山を選びましたが、標高300mほどの低山でもけっこう雪が残っており、ちょっとした雪山登山となり、いつもと違った山を楽しめました。

(熊五郎)

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