三床山北部(桜山から林山を経て)馬蹄周回
2018年01月06日歩く 晴れ 単独
投稿日 2018年01月07日
新年最初に山に選んだのは栃木県佐野の奥にある三床山(みとこやま)の北部、栃木県佐野市梅園町を取り巻く山域です。
栃木県佐野市梅園町を取り囲む稜線ルート(三床山北部)
緑破線: 予定ルート 赤実線: GPS軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)
三床山は、一床、二床、三床と、いくつかのピークをコンパクトに配置した面白い山域ですが、その奥にある、今回歩いた山域も非常に興味深いものです。
前回、三床山から桜山を周回したので、今回は桜山から大姫山、天ヶ岳、林山を経て、南側に南下し梅園町川東近くに降りる馬蹄形の周回ルートを歩いてみました。
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三床山から閑馬(かんま)の金原山方面に縦走する人もおり、桜山から林山までは踏み跡は明稜です。林山から南は、やや不明瞭ながら、歩き易い稜線です。
なお、山名は現地の看板に従いましたが、正式な山名かどうかはわかりません。
八剣神社(駐車) 9:33
桜山 10:43
大姫山 10:54
長坂峠 11:03
天ヶ岳 11:23
林山 12:18 (昼食) 12:30
P389 12:44
P318 13:06
P315 13:38
八剣神社 14:48
歩行距離 9.4Km
所要時間 約5時間
車を佐野市田沼から彦間川沿いに閑馬方面に向けて走らせ、途中梅園町入口の看板から梅園町に入りました。左に川東の公民館を見てさらに奥へ。八剣神社の前に駐車地を見つけたので、駐車させていただきました。神社に参拝し登山の安全を祈りました。
身支度を整え、車で通過した道を少し戻り、左(東)への細い道を行くと立派な民家の奥で、私有地につき通行禁止の看板に行きあたります。左の細い道に入ってしばらく行くと、またまた私有地につき通行禁止。仕方が無いので、予定ルートを変更して、直接尾根に取りつくことにしました。(桜山から一床山への道は下部に不明瞭なところがあるので、これが正解かも知れません。)
桜山への尾根は歩き易い雑木で、右下から一床山からの道を合流した後、石祠を見たら、小さな鞍部を経てまもなく山頂です。桜山山頂にも石祠があります。大姫山方面、つつじ山方面への道標がありますが、今回は大姫山方面に向かいます。
大姫山は桜山から少し下ったところにある小ピークです。大姫山から少し下った鞍部には長沢峠とあります。さらに稜線を小ピークを越えながら進むと、天ヶ岳、展望のより露岩の小ピークからさらに進むと林山です。
林山は梅園町の谷の最奥のピークです。閑馬の金原山方面へのジャンクションピークでもあります。ここで昼食としました。金原山方面は後日の楽しみとして、今回は南方面へと馬蹄形のルートをとりました。
林山から南はとたんに踏み跡が不明瞭となります。露岩がところどころにありますが、藪ではなく、歩き易い稜線です。
名前の無い小ピークをいくつか越えて、最後の採石場手前のピークから川東側に下降しました。最後が岩稜になっているので避けて植林帯を下降しました。
民家が見えてくると、猪避けの柵で道路まで降りることができません。越えられるところを探して、民家の庭先から道路に出ました。
お風呂は、近くにある赤見温泉の一乃館にしました。
八剣神社
手前の駐車スペースをお借りした
桜山への道を探しながら歩く
白壁の大きな家の先で私有地につき通行禁止となっている
左に更に奥へ続く道があるので進むとまた通行禁止
仕方がないので、桜山への尾根に直接取りついた
標高約200mのところで一床山からの道と合流
更に登ると石祠がある
桜山 標高約344m
石祠がある
大姫山、つつじ山への分岐点
大姫山 標高約317m
標高約300mのピーク(左)と
天ヶ岳から派生する興味深い岩尾根
天ヶ岳 標高約308m
林山手前の見晴らしのよい露岩から
遠くの左端に三床山、枝の先辺りに一床山
手前は歩いてきた山々
林山 標高約392m 今回のルート最高峰
閑馬の金原山、岩峰群へのジャンクション・ピークでもある
P389付近から閑馬の岩峰群を望む
(中央の小ピーク)
最後のピーク付近から見下ろす
採石場が見えてきた
(熊五郎)
コメント(2)
- 春は綺麗でしょうねえ。 (agewisdom) 2018/1/7(日) 午後 6:26
- > agewisdomさん この時季、緑色に見えているのは赤松、サカキ、シラカシです。3月中旬以降、ツツジ類が一斉に咲いて、ピンクに染まります。(熊五郎) 2018/1/7(日) 午後 8:08