栃木県足利 大岩山から行道山浄因寺

2016年2月4日 快晴 単独

投稿日 2016年02月06日

​立春の日、快晴の中、栃木県足利市の大岩山から行道山浄因寺を歩いて来ました。

空気は冷たく、霜柱をバリバリ踏みながらでしたが、日差しは暖かく、風のない穏やかな一日でした。

大岩山の中腹に大岩毘沙門天があり、その先に駐車場がある
車を置いて、大岩山から行道山 浄因寺までを往復すると一日ゆったり楽しめる
中でも浄因寺奥の院の寝釈迦と石仏群は一見のかちあり
(国土地理院の電子国土地図をカシミール3Dでカットし情報追加)

今回は夜景のきれいなデートスポットとして有名な大岩山の駐車場から、大岩山の山頂、石尊山の展望台を踏んで、行道山 浄因寺奥の院の寝釈迦と石仏群を見て、浄因寺に詣で、来た道を戻りました。駐車場に近い、大岩毘沙門天にも寄ってみました。

以前、うちの奥様と登った足利の両崩山(りょうがいさん)から北側に立派に見えた大岩山。このとき後日登ってみようと思ったのですが、両崩山から縦走では距離と駐車位置を考えるとちょっと計画しにくい山でした。

今回は縦走ではなく、大岩山中腹の標高約310mくらいにある夜景ポイントとして有名な駐車場から登ることにしました。大岩山は417mですから、何とも楽な登山となりました。

下から登る場合は途中に男坂、女坂、叶権現経由の道があります。いずれ使ってみたい道です。

行道山 浄因寺は昔参拝したことがあります。その時は下から山門をくぐっての正規の参拝コースでしたが、今回は寺の境内にそそり立つ絶壁の上に位置する奥の院から浄因寺に降り立つ形となりました。

山を楽しむ私にとっては、浄因寺の風情がどのようであってもかまわないのですが、冬枯れの山中にたたずむ古寺はどこか寂しいものがありました。岩の上から覗き込むように建つ清心亭は有名です。やはり桜の春か紅葉の時期がよさそうですね。

関東の高野山とも言われたようですが、今は少し荒れ気味の浄因寺を後にし、再び奥の院から石尊山見晴台、大岩山、駐車場へと来た道を戻りました。

朝寄らなかった大岩毘沙門天までは駐車場から0.2Km。ここもまた山門をくぐらずに上の本堂から参拝。梵鐘を撞かせていただき、山門の仁王像を拝んで駐車場に戻りました。

通過時刻
駐車場 10:37
大岩山登山口  10:49
大岩山 11:02
石尊山展望台 11:22
行道山への分岐 11:33
浄因寺奥の院(寝釈迦と石仏群)11:40
浄因寺 11:54 - 12:10
浄因寺奥の院(寝釈迦と石仏群) 昼食 12:38
石尊山見晴台 12:51
大岩山 13:12
駐車場 13:26
大岩山毘沙門天 13:29 - 13:45
駐車場 13:50

北関東自動車道をくぐるとすぐに大岩山への登山口(男道)がある
広い駐車場がある

ここから大岩山への登山道は、
この看板のように男坂、女坂、叶権現経由の3つがある。
今回は使わなかった。
車道は更に上に続いており毘沙門天や駐車場まで行ける

車道を行き、大岩毘沙門天の前を過ぎるとすぐに駐車場がある
南に関東平野が開けている
ここは足利市街の夜景が美しいので有名
トイレ、ベンチ、テーブルがある
トイレの前に水道があるが飲用不可
きれいに止めたら30台位停められるだろうか

駐車場から100m位車道を歩くと車道終点となり
大岩山への登山口がある
車でここまで来れる

車道(林道)終点にも広いスペースがあり駐車できるようだ
関東ふれあいの道がここに来ている

大岩山(剣ヶ峰)山頂 標高417m
ベンチ、テーブルがある
立木があって展望はあまりよくない
ここよりも巣子地先に進んだ小ピークのほうが展望がよい

大岩山から石尊山展望台への稜線はこのような歩きやすい道
この季節は樹間から景色が楽しめる

大岩山から少し進んだ小ピークからの展望
奥に赤城山
手前左に湯殿山、石尊山、深高山、右の少し奥に仙人ヶ岳

石尊山展望台
東屋、ベンチ、テーブル、方位盤がある
展望もよいので長居したくなるピーク
三角点があり標高は442m

石尊山展望台から巣子地下ると浄因寺への道標がある
そこから浄因寺に向けて更に少し下ると
多くの石仏が鎮座する浄因寺奥の院がある
ここには有名な寝釈迦がある
小さく可愛い寝釈迦

多くの石仏があり、ガヤガヤ話をしてそうな雰囲気
ここは浄因寺の岸壁の上に当たる
日当たりのよい場所
ベンチとテーブルがある

奥の院から少し下ると浄因寺が見えてくる
中央は有名な清心亭
崖の上にはみ出して建っている
浄因寺へは下からだと山門をくぐれるが
今回は奥の院から下りてくる形になった
浄因寺に参拝したあと、奥の院に戻って石仏と一緒に昼食
そのあと来た道を大岩山から駐車場まで戻りました。

大岩毘沙門天
駐車場から道が本堂の前まで伸びている
梵鐘を撞かせていただき(100円)
山門の仁王様を見て下の車道まで降り、駐車場に戻った

大岩毘沙門天の仁王様
この下に車道があり、数台置ける駐車スペースがある
駐車場の前から男坂、女坂、叶権現への道が下りている
帰りに鹿葉町の東葉館地蔵の湯まで足をのばし、さっぱりして帰途につきました。

(熊五郎)

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