皆野 破風山から小峰山

2016年01月11日 晴れ 2名

投稿日 2016年01月12日

​成人式の3連休は晴れが続きました。最終日の11日。秩父皆野(みなの)の破風山(はっぷうさん)から小峰山(こみねやま)まで熊谷のYさんと歩いてきました。

皆野の破風山は秩父のハイキングガイドには必ず紹介される初心者向きの山です。標高は626.5mです。

その位置は秩父の玄関口。長瀞(ながとろ)を過ぎて荒川に赤平川が合流する辺りです。蓑山(美の山)に対峙して皆野の町を見下ろしています。

山頂からの眺めは秩父の名峰「武甲山」(ぶこうさん)をはじめ、奥武蔵の山々、東京都の背稜、甲武の稜線などが望め、格好の展望台です。

日当たりのよい山頂には山の神であろう石祠があり、のんびりとした雰囲気の山頂は、この山に手始めに登った人なら、きっと秩父の山が好きになるに違いありません。

相棒の熊谷のYさんも私もこれまで数回登っているため、今回は破風山のみではなく西方に延びる尾根を辿って天狗山から小峰山まで足を延ばすことにしました。

満願の湯の上にある登山者用駐車場(トイレあり)から猿岩、
破風山山頂、天狗山から小峰山まで往復、大前から県道へ下山
(国土地理院の電子地図をカシミール3Dでカットし情報追加)

秩父温泉 満願の湯の上になる登山者用無料駐車場から登り、猿岩、破風山山頂を経て、札立峠、如金さま、鞍掛山、大前山、天狗山と稜線を辿り、小峰山を往復して、天狗山手前から大前集落へ下りました。県道に出て秩父34番札所 結願の寺 水潜寺に寄って、さらに県道を歩いて満願の湯に戻りました。満願の湯で疲れを癒したのは言うまでもありません。

通過時刻
満願の湯上の登山者用駐車場 9:10
鏡肌 9:34
猿岩 10:18 - 10:33
東屋 10:41
破風山山頂 10:45 (昼食) 11:20
札立峠 11:31
如金さま 11:44
鞍掛山 11:46
大前山 11:58
天狗山 12:14
小峰山 12:38 -
天狗山手前の大前への分岐 13:14
大前集落 13:26
県道 13:48
水潜寺 14:00 - 14:20
満願の湯 14:46

満願の湯の上にある広い登山者用の無料駐車場
トイレもある

風戸の鏡肌(ふっとのかがみはだ)
断層の滑り面ということだ
秩父の地層は興味深い

前原尾根コースとの合流点

猿岩
左が猿の横顔で黒い窪みが耳に見えなくもないが...
この岩は基部から右寄りに登り、途中から直上する

東屋
宴会ができそうな大きな東屋
壁が無いため寒い
ここで桜ヶ谷コース(前原からの道)と合流する

破風山山頂 標高626.5m
特に南側が開けており、明るくのどかな山頂
赤い小さな石祠がある

破風山山頂からの眺め(南方向)

札立峠(ふだたてとうげ)
十字路になっている
右に下れば水潜寺に至る
33番札所菊水寺からこの峠を越えて34番札所の水潜寺に参詣したようだ
今でも歩いて札所を巡っている人はここを通るのだろう
ここに至り、後は水潜寺まで下れば結願となるので胸わくわくだろう

如金さま(にょっきんさま)
ノッキンボウとも呼ばれる岩塔
生々化育の神
せいせいかいく【生生化育】とは:
自然が万物を生み育て、宇宙をつくりあげていること。(ネットより)

鞍掛山
看板がなければ気付かないような小ピーク
ここから次の大前山までに数ヵ所鎖場がある

大前山
麓に大前という集落がある

大前山を過ぎると急傾斜の岩場がある
通過注意
大前山と次の天狗山の間に大前集落に下る近道がある

天狗山のお天狗様

小峰山山頂
標高629m
昭文社の山と高原の地図では古峰山となっている
ここでは現場の標識に従った
このピークの北面は植林帯だが、南面は自然林
ただし展望は利かない

小峰山を往復し天狗山手前まで戻った
天狗山手前には大前集落への道が下っているので、これを利用

大前集落を通過し沢沿いを更に下ると県道が見えてくる
左数百mに秩父華厳の滝入口がある
今回は寄らなかった
ここは右にとって水潜寺に向かう

秩父34番札所 水潜寺
右の参道を入り奥の本堂に参詣して左の石仏群の前を降りてくる
秩父札所めぐりの最終結願の寺

(熊五郎)

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