初冬の山呼吸器障害

投稿日 2015年12月12日

冬枯れの樹林の向こうに八ヶ岳

12月 初冬の山に登る。

山屋は好んでこの時期に登る。

なぜか?

それはこの頃の山には一種独特の寂しさが漂っているからだ。

その寂しさを味わいに行くと言っても過言ではない。

静寂で冷たいが、光で溢れている山。

そんな山が好きなのだ。

しかし、人の体にとってはよくない面もある。

準備運動もしないで、いきなり急な道を登ろうものなら....

朝の冷えきった空気を思いっきり深く吸い込む。これがいけない。

どうしても口で息をする。いやいや、鼻で息をしていても、

まだ温まっていない体では、肺が冷えて胸が痛くなる。

体が温まってくると、吸い込んだ空気を適切な温度で肺に送り込むことが

できるようになって、徐々に痛みから解放されるのだが。

帰宅して数日後。今度は咳が止まらない。

おそらく初冬の山呼吸器障害である。

(熊五郎)

コメント(2)

  • お大事に。私は肺気腫があるから大変です。 (agewisdom) 2015/12/13(日) 午前 0:52
  • agewisdomさんこそお大事に。こちらは一時的な生体反応で大したことありません。(熊五郎
    ) 2015/12/13(日) 午後 7:03

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