ブナの足元 巡る季節

投稿日 2010年10月14日

1977年10月2日 桧枝岐村の六地蔵

福島県 桧枝岐村(ひのえまたむら)の民宿で前泊。

ささやかな夕食。

温かいご飯をいただきながら、

昔、この村でも飢餓で子供を犠牲にした時代があったことを思います。

道端の六地蔵が、それを物語っています。

日本最奥と言われたこの村では、蕎麦くらいしか作れなかったと聞きます。

1977年10月3日 尾瀬 燧ケ岳の樹林にて

桧枝岐村からすこし入った御池(みいけ)から尾瀬へ。

燧ケ岳(ひうちがたけ)に登りました。

樹林のブナの足元に、真っ赤な葉がからまっていました。

昔と同じように秋が巡ってきたのでしょうか。

                     
                     

(熊五郎)​

 

コメント(2)

  • 懐かしいメロディーを聞きながら、道を頭の中で思い浮かべてみました。でも、尾瀬を訪れたのが55年前、桧枝岐は20年前つながりません。その上先達について行っただけでしたから。
    あれは川俣に赴任していらっしゃった先輩の所を学年の先生みんなで尋ねたときでした。桧枝岐まで脚を伸ばして山菜そばを食べました。 2010/10/14(木) 午後 11:32
  • agewisdomさん、桧枝岐村は寂しげなところでしたが、今は温泉と蕎麦が人気で、訪れる人も多い人気の観光地になっているようです。私もこのとき、つなぎを使わない10割り蕎麦をいただきました。サンショウウオのから揚げも出されてびっくりしましたが。会津から会津鉄道で田島まで入り、そこからバスでしたので、大変遠いところでした。古い能舞台もあったように記憶しています。昔の思い出です。(熊五郎) 2010/10/14(木) 午後 11:44

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