紅葉の磐梯山
2014年10月04日(土) 曇り、昼ごろ一時日差し ハイキングクラブ
投稿日 2014年10月06日
町のハイキング・クラブ(計24名)に参加して、福島県の磐梯山(1819m)に登ってきました。
台風18号が接近しており、天候に不安があったものの、運よく降られず、山頂付近では、猪苗代湖や紅葉の山肌が見えるなど、雨天を覚悟していた割には楽しめました。
八方台登山口 9:25
中の湯 9:50
弘法清水小屋 11:28
磐梯山山頂 12:05
ルートは磐梯ゴールドラインの八方台から中の湯、弘法清水小屋、山頂のピストンです。
このコースは最短コースと思われ、最も簡単に山頂まで登ることができるルートと思います。八方台の標高は1194mです。山頂までの標高差625mを約2時間半で登りました。
紅葉の時期だったので登山客が多く、多少渋滞するところもありました。道は朝方の雨でぬかるんでいたところもありましたが、全体的には歩きやすい道です。
晴れであれば、裏磐梯を眺め、紅葉を楽しみながらのルートです。
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八方台の駐車場
すでに満車だったため、200mほど手前の小さい方の駐車場を利用
奥に見えるのはトイレ
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磐梯山 八方台の登山口
ここから中の湯まで20分ほどのゆるい登り
ブナが黄色く紅葉し始めている
カエデやナナカマド等の赤がアクセントのきれいな紅葉が見られた
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中の湯 少し窪地になっている
けっこう強い硫黄の匂いが漂っている
中の湯の建物はすでに廃墟と化していた
この周辺もなかなかきれいな紅葉
この少し上に神秘的な沼がある
紅葉の季節のため草花は少ないが、中の湯近くでリンドウが見られた
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弘法清水小屋
中の湯から一旦少し下降して登り返えす。難なく歩ける
手前でお花畑コースが分岐するが、小屋で合流する
白いガスの中で、この上からたぶん雨だろうと覚悟をきめる
二軒ある小屋は大勢の登山客でにぎわっていた
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裏磐梯 桧原湖
いよいよ山頂への最後の登りにかかる
振り向くと意外とガスが切れ、桧原湖など裏磐梯が見えた
山肌の紅葉もきれいだ
頂上直下を見上げると、すでに葉の落ちた低木で覆われているため、
下から見ると黒っぽく見えた
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磐梯山山頂
雨を覚悟していたが、ラッキーにもガスが晴れ、猪苗代湖や
裏磐梯の湖沼などの眺めもよかった
山頂には三等三角点がある
小さな小屋があるが中には入れないように見えた
多くの登山客が思い思いに過ごしていたが、風が強く寒いので
弘法清水小屋に戻って昼食をとった
幸い雨に振られず、ガスの切れ間をタイミングよく登ってきたという感じです。
参加したメンバーの日頃の行いがよかったのでしょうか。
八方台からのルートは簡単に登れるものの、十分磐梯山を味わったとは言えないほど、あっという間という印象です。次回来るとすれば裏磐梯の湖沼群などとともに、磐梯山の自然を味わいながら登りたいと思っています。
下山後、磐梯熱海まで戻り、町の温泉施設でひと風呂浴びて帰途につきました。
(熊五郎)
コメント(2)
- 紅葉が始まり、山は装いを変えて目を楽しませてくれますね。磐梯山とともに唄で親しまれた御嶽山が、悲劇の舞台になり、心が痛みます。(agewisdom) 2014/10/6(月) 午後 5:08
- 紅葉はもう少し天気が良ければ映えたのですが。前回1979年の噴火のときは中央アルプスに登っていたため、噴煙を確認しました。あのときは人的被害はなかったようです。それにしても今回は悲惨な結果になりました。(熊五郎) 2014/10/9(木) 午前 7:46