鹿沼 古峰神社から古峰ヶ原峠、三枚石

2024年06月09日 曇りときどき晴れ 3名

投稿日 2024年06月12日

栃木県鹿沼市 古峰神社から古峰ヶ原峠、古峰ヶ原、三枚石
赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)

主な通過時刻:
古峰神社の駐車場 7:14
登山道入り口 8:01
古峰ヶ原峠 9:42
古峰ヶ原(三等三角点) 10:58
三枚石 11:16 (昼食)
古峰神社の駐車場 12:13

総歩行距離 9.8km
所要時間 6時間

栃木県の日光は中禅寺湖や男体山などで有名ですが、その手前の山域を俗称で「前日光」といいます。鹿沼市と日光市の一部を占めるその山域は、日光を開山した「勝道上人」の修行の場であったらしく、その痕跡が見られます。

今回は鹿沼市の大芦川に沿って県道を走り、最奥の古峰原(こぶがはら)に鎮座する古峰神社(こぶじんじゃ)に入りました。その古峰神社を起点として古峰ヶ原峠、三枚石へと辿り、古峰神社に戻る周回ルートをとってみました。

古峰神社から先は舗装林道が古峰ヶ原峠で稜線を抜けて、向こう側の日光市足尾へと抜けています。我々は舗装林道をしばらく歩き、途中から登山道に入って古峰ヶ原峠に至り、三枚岩へと向かいしました。登山道は古い林道を跨ぎながら、何度か舗装林道にも接近して古峰ヶ原峠に至ります。古い林道は出水の跡が生々しく荒れていました。途中「へつり地蔵」が大岩の上に見えます。

古峰ヶ原峠はちょっとした高原状になっており、湿原もあるようですが、カエルの鳴き声が聞こえるだけで水面らしきものは峠からは見えませんでした。峠には東屋があり舗装林道が来ていますので、車が停まっていました。

峠からは井戸尾根を示す道標に従って進みます。緩やかな尾根歩きとなり、一ノ鳥居、二ノ鳥居とくぐります。丸太の階段にちょっと閉口しながらも美しい広葉樹林を進むと天狗の庭、古峰ヶ原の三角点を通過。すると突然、大峰の奥駆道にあるような神像や鳥居がある小平地に出ました。見れば三段になった大きな花崗岩(三枚石)が鎮座し、その基部にある岩窟を利用した社がありました。勝道上人はこの岩窟で修行したようです。

三枚石の前は草の小平地になっており、昼食に最適でした。そこから井戸湿原へ向かう道を覗くと「金剛水」の道標がありました。確認しませんでしたが水が得られるのかも知れません。

下山は三枚石から直接古峰神社に下ることができる健脚コースをとりました。最初花崗岩がごろごろした斜面をトラバース気味に進みますが、やがて小尾根を拾って下っていきます。一か所高差50mくらいの急斜面があります。この急斜面が健脚コースの理由です。この尾根上の道は末端まで行かず、下に建物が見えてきたら途中で鋭角に左下に曲がります。小沢を渡ってしばらく進むと、古峰神社からくる舗装林道に出ます。

車から覗いて見ただけですが、大芦川は非常に水のきれいな清流です。古峰神社の駐車場は大きく安心です。古峰神社から上の舗装林道はバイクのツーリングが好んで利用する道路のようです。幅広の舗装道路です。古峰ヶ原峠へは途中から登山道に入りますが、ところどころ荒れているので要注意です。道標があるので迷うことはないでしょう。沢水は花崗岩の上をすべり落ち、苔むした岩が幾重にも重なっています。広葉樹林の濃淡の緑色は美しく、明るい樹林にさわやかな風が通り抜けました。今回は前日光の山の良さを味わうことができました。

古峰神社の大きな駐車場
駐車場の前から舗装林道がさらに奥へ続いている

古峰ヶ原峠周辺の案内図
三枚石への登山口にて

へつり地蔵
ここから古峰ヶ原峠までの道はけっこう荒れている

古峰ヶ原峠
東屋がある
右下方が湿原になっているのか、カエルの声が聞こえる

下に小屋があり少し湿原のような雰囲気もある

三枚石への途中で地蔵岳が見えた

古峰ヶ原 標高1378m
三等三角点「大芦」
登山道から少し外れたところにあり、見逃すかもしれない

三枚石
花崗岩の岩に亀裂が入り、三枚の岩が重なっているように見える
この岩の基部にある岩窟で勝道上人が修行したらしい

健脚コースの途中にある急斜面
振り向いて撮影

(雅熊)

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