三峰神社を訪れました
投稿日 2019年10月20日
三峰神社本殿
極彩色の彫刻が見事な本殿
少し時間が経ってしまいましたが、10月1日に埼玉県秩父市の奥にある三峰神社を訪れました。小鹿野町両神のダリア園見学のあとに寄ってみました。
三峰神社は関東では有名なパワースポットです。毎月一日に配られた白い「気」のお守りは特別なご利益があるとして多くの人が長い渋滞をものともせず買い求めたのは、つい最近のことでした。今ではその配布も取りやめになり、この日訪れた10月1日は、すでに静かな三峰神社が戻っていたようです。
車の場合は国道140号で秩父市街を抜けて三峰口から大輪、大滝方面へと進み、二瀬ダムを渡って三峰観光道路に入ります。大きな駐車場が神社の一段下にあります。駐車場からは階段を登って上の道路を少し歩くとみやげ物屋の前を通過して、鳥居をくぐり、正面に日本武尊(やまとたける)命の大きな像を見て、左下の山門をくぐると本殿の前に出ます。本殿は写真のように極彩色の彫刻で飾られています。目も覚めるような鮮やかさです。
三峰神社までは下の大輪から表参道(登山道)で登ってくることもできます。登りついたところは遥拝殿(ようはいでん)です。この展望台からは三峰神社の奥の院がある妙法ヶ岳を拝むことができます。遥拝殿は山門に対峙する位置にあります。
遥拝殿から見た妙法ヶ岳(三峰神社奥の院)
奥の遠くに見える山は熊倉山
大輪から三峰神社まで登ってきたハイカーは、三峰神社の奥の院がある妙法ヶ岳まで往復するケースが多いようですが、三峰神社はここから霧藻ヶ峰、白岩山を経て雲取山まで縦走する基点でもあります。昔、白岩小屋で一泊して縦走したものです。
この日は運よく駐車場から雲取山まで見えていました。
(熊五郎)